オーディオルーム1
  • 所在地:東京都
  • 使用目的:オーディオルーム
  • 施工後の面積:12㎡ 7.2帖
  • 防音構造:浮二重構造、湿式床

中古一戸建を購入時にご相談いただき、オーディオルームのリフォームに合わせてキッチンの移設サンルームの設置屋根の塗装など、内外装含めた建物全体リフォーム&リノベーションになりました。

お施主様の要望は、主に音楽ペット(猫)を優先したリフォーム&リノベーションです。

お部屋の形が正方形に近いと定在波(定常波)の処理が問題になりますが、今回のお部屋は長方形でしたのでお部屋の形が有利に働きました。

定常波(ていじょうは、standing waveまたはstationary wave)とは、波長周期(振動数または周波数)・振幅・速さ(速度絶対値)が同じで進行方向が互いに逆向きの2つの波が重なり合うことによってできる、波形が進行せずその場に止まって振動しているようにみえる波動のことである。定在波(ていざいは)ともいう。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ピュアオーディオを追求する際、定在波の処理が度々問題になります。100~200Hz前後の帯域でディップやピークが生じやすく、偏ってしまいがちになりますので、解決方法としてはお部屋の寸歩を調整し、定在波が偏らないよう計算して設計します。

お部屋が広ければ音楽再生的には有利ですが、なかなか広さを確保できない場合は定在波と居住性の2つの側面をバランスよく考慮して設計しております。

昭和クリエイト建築幕
コンクリート下地

お部屋の鳴りに大きな影響を及ぼす「床」。
今回は一戸建ての1階部分であったため、湿式の施工が可能になりました。コンクリートを打設するため一度お部屋の床を解体し、ワイヤーメッシュを敷き詰めます。

コンクリートミキサー車
コンクリートミキサー車
配管
お部屋まで配管を伸ばします
コンクリート
コンクリーを流し込み、固まるののを待ちます

■ 木で下地を組む

壁の下地

通常の防音室だと軽量鉄骨などで下地を組みますが、オーディオルームでは室内の響きを良くするため、木で下地を組んでいきます。軽量鉄骨より温かみのある、柔らかい音になります。
また、軽量鉄鋼で下地を組む場合の微振動の問題も、木で剛接続を施すことにより無駄な鳴りを抑えることができます。

天井
天井

■ 完成したオーディオルーム

オーディオルーム1
オーディオルーム2

完成したオーディオルーム。床は天然の無垢材のフローリングで、正面の壁には自社製オーダーメイドの音拡散パネルを設置しました。主にクラシック音楽に合わせたシステムで、スピーカーはTANNOY(タンノイ)のフロア型です。

ラック
ラックシステム
アンプのラック
お施主様自作のアンプ類
アンプのラック小
真空管
真空管
防音窓
防音サッシを使用した窓
作業スペース
防音室の裏に作業スペースを新設しました

電源について

電源はアース処理を施し、電力供給の工夫をしております。コンセントはお施主様支給のFURUTECHを使用し、コンセントボックスはお施主様の自作のものです。

コンセント
CDラック
CDラック
廊下

2階に移設したキッチン

もともとオーディオルームの場所にあったキッチンを2階に移設しました。壁紙やレイアウトなども自由にお選びいただきました。

キッチン
ペット用ドア
寝室とキッチンを行き来できる、ペット兼用の扉
猫デザインの取手
ドア
2階で猫を飼うので、脱走防止様に階段を上がり切った所に格子戸を設置しました
ベランダ
新たにベランダに設置したサンルーム

弊社でまとめて請け負うメリット

オーディオルームの新設だけでなく、キッチンの移設など通常のリフォームも弊社でまとめてできたことで、お施主様の費用と労力を抑えることができました。注文住宅やリフォーム、不動産業を手がける弊社のメリットです。

防音業者とリフォーム業者が別々ですと、問い合わせから2社以上にお声がけをし、担当者の数もそれに応じて増えますが、弊社の場合は担当窓口の者が一人で済み、住まいに関してトータルでサポートが可能です。