世田谷区のマンションの一室にピアノ防音室を設計・施工させて頂きました。6帖の広さのお部屋です。入り口付近にあった大きめの収納は解体・撤去しました。そのため、十分な広さを確保することができました。

 

防音室は遮音性能を高めるため浮き構造にして、壁を厚くいたします。なるべく狭くならないよう、必要な遮音性能が確保でき、尚且つ、お部屋を広くできるよう弊社コンサルタントと現場の職人で毎回緻密に計算しながら進めていきます。

施工前のお部屋

施工前のお部屋の様子
壁のボード貼り

これから軽量鉄骨でお部屋の浮き構造を作っていきますが、遮音性が不十分になるだろうと判断した部分については写真のように既存の壁にさらにボードを貼って十分な遮音性が確保できるようにしていきます。

無垢材の床の貼り作業

お部屋の浮き構造を作ったら、次に床のフローリングを貼っていきます。今回、お客様がお選になったのは無垢材の「バーチ」と呼ばれる素材です。材質は硬く、水に強くて、床材に幅広く使用されているものです。高級なスピーカーなどにも使用されるほど優れた素材ですので、お部屋全体の響にも良い影響を及ぼします。

窓枠の取り付け

次に窓枠を取り付けです。引き違いの2重の窓を取り付ける予定ですので、開口に合わせて作っていきます。季節の移り変わりを感じられる、印象的な窓ですのでギリギリまで窓を広くとれるよう設計いたしました。

珪藻土の準備
珪藻土の色素材
珪藻土の塗り準備完了

床の作業が終わると、壁の塗装に取り掛かります。通常の防音室リフォームではクロスで仕上げることが多いのですが、今回は「珪藻土」と言われる素材をお選び頂きました。「調湿性」、「消臭」などのメリットがあり、またナチュラルな質感がお部屋のインテリアに貢献します。

左官による塗り作業

左官が慣れた手つきで手際よく仕上げていきます。お施主様がご在宅の中の工事でしたので、塗りの荒さやパターンの有無など細かな仕上がりを確認しながら進めることができました。

完成したピアノ防音室

施工後の写真