「防音リフォーム工事をしてみたいけれど、どのような工事があるの?」
「工事をお願いしたいけれど、思ったよりも費用がかかりそう…」
現在、周囲の音にお悩みの方のなかには、防音リフォーム工事を検討しながらもこのように二の足を踏んでいる方もおられるのではないでしょうか。
今回は、防音リフォーム工事を行う目的や方法を明確にしたうえで、工事の内容やかかる費用、また工事を依頼する際の注意点についてご紹介していきます。

防音リフォームをする目的から考える

防音リフォームを検討されている場合、まずはその目的を考えるところから始めてみましょう。
リフォームの目的を明確にすることで、適切な防音対策を行うことが可能となります。
ここからは、3つの防音リフォームの方法を取り上げ、ご紹介していきます。

1. 外からの騒音は窓や壁の対策で防ぐ

外からの騒音(車・電車音など)を防ぎたい場合には、窓や壁の対策を行うのがよいでしょう。
薄い窓ガラスは、外からの騒音を防ぎ切れないため、より防音効果のある窓ガラスに交換するのがおすすめです。
また、壁については、エアコンの配管穴や換気口を塞いだりするといった、隙間を埋める対策により、防音効果を高められます。
壁が薄い場合は、壁の中に吸音材や遮音シートを利用すると、壁の防音効果につながりますので、1度利用を検討してみるのもよいでしょう。

2. 隣人の生活音は床、壁、天井の対策で防ぐ

小さな子どもの大声や足音、生活音などが原因となり、隣家が密接したアパート・マンションなどでは、近隣トラブルにつながることが多くあります。このような場合にも、壁への防音リフォームがおすすめです。
また、隣だけでなく、上下階との間でも音に関する問題も多数発生しているという実情があります。
このような場合には、床材や天井に防音素材を用いたリフォーム工事を行うのもよいでしょう。

3. 楽器音などの対策は防音室を作って防ぐ

楽器の演奏を自宅で行う場合やホームシアターの設置を検討している場合、また大きな音で音楽を楽しみたい場合などは、防音対策が必須となります。
その際は、壁や床など一部のみの防音対策ではなく、部屋そのものを防音室にする工事を行うのがよいでしょう。
防音室の工事には、1つの部屋まるごと防音リフォーム工事を行うものだけでなく、簡易的な組み立て式の防音ボックスもあり、費用を抑えたい方にはおすすめです。

防音リフォームの種類と費用

それでは、ここからは工事箇所ごとに防音リフォームの種類と必要となる費用を確認していきましょう。

窓の防音リフォームの種類と費用

窓の防音リフォーム工事には、二重窓取付工事や防音ガラス取付工事があります。
二重窓取付工事では、既存の窓の内側に内窓を設置し、空気層を作って音を吸収することにより、防音効果を高めるという形をとります。
また、防音ガラス取付工事では、薄い窓ガラスをより防音効果のあるものに交換するといった対策です。防音効果のある窓ガラスには、厚みが異なるガラスを2枚合わせにした商品のほか、2枚のガラスの間に特殊シートを挟んだ商品などがあります。
費用相場は、二重窓取付工事で8~15万円、防音ガラス取付工事で5~15万円です。取り付ける窓によってはさらに高額になる場合もあります。

壁の防音リフォームの種類と費用

壁の防音リフォーム工事には、換気口の防音仕様変更工事や壁内側への防音材工事があります。
換気口の防音仕様変更工事は、換気口のキャップの取換のほか、ダクト内に吸音材を使用することによるリフォームを行う工事です。
また、壁内側への防音材工事では、壁の中に吸音材と遮音シートを入れる工事を行います。
こちらの費用相場は、換気口の防音仕様変更工事で7,000円~5万円、壁内側への防音材工事で12~15万円ですが、いずれも使用する素材や工事を行う範囲により、費用が異なります。

床の防音リフォームの種類と費用

床の防音リフォーム工事には、
床材を防音フローリング・防音カーペットに張り替える工事
床材をカーペットに張り替える工事
があります。
いずれも音を吸収する効果があるため、階下の防音対策を行いたい場合におすすめです。
費用相場は、防音フローリング・防音カーペットへの張り替え工事では6~23万円程度、カーペットへの張り替え工事では4万5,000円~12万円程度となります。
また、このほかにも床材の下に遮音材や防音材を敷く工事もありますが、建物の構造部分にもかかわる工事になりますので、場合によっては100万円近い費用がかかることもあります。

防音室をつくる場合の工事内容と費用

防音室を作る場合の工事や費用はどれくらいになるのでしょうか。
当社では、ピアノ防音室やドラム防音室、ダンススタジオのほか、ライブハウスやクラブ、レコーディングスタジオといった防音室工事を取り扱っております。
現在、当社で実施している防音室工事の内容と費用は以下の通りです。

1. ピアノ防音室:6帖250万円~

遮音性能はD-55dBから、工期は2週間程度を目安に工事を実施しています。
二重の浮き構造で振動を躯体に伝わらないようにしており、高い遮音性能が得られるのが特徴です。また、床や天井、壁の厚みを出して部屋自体の響きも調整しています。
当社では過去にも多くの施工例があり、マンション・一戸建てを問わず対応させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

2. ドラム防音室:8帖300万円〜

遮音性能はD-65dBから、工期は2週間程度での対応となっています。
より高い遮音性が求められるドラムなどの打楽器ですが、カバーする周波数帯の広さに考慮した設計を行っています。

3. そのほかダンススタジオやライブハウス、レコーディングスタジオ

いずれも工期は3~4週間程度で対応をさせていただいております。
防音対応だけではなく、環境や照明、雰囲気等にも配慮したご提案をさせていただいておりますので、ぜひご相談ください。
費用:広さや計画により費用が変わります。

なお、組み立て式の簡易的な防音ボックスを作る場合であれば、50~250万円程度が費用相場です。費用を安く抑えたいという場合には、こちらを検討してください。

当社で実施している防音室工事の流れ

当社で行っている防音室工事の流れは以下の通りです。現在、防音室の工事を検討されている方はぜひ参考にしてください。

お打ち合わせおよび現地調査 ・お客様からご要望をヒアリングさせていただきます
・現地調査を行います
・購入前の物件でも現地まで同行させていただきますので、ご安心ください
プランの作成 ・お打ち合わせの内容から図面の作成を行います
お見積り作成 ・工事内容が固まった段階での見積り作成を行います
・ここまでは原則無料です
ご契約 ・遮音性能や内装デザインなどを最終確認いただけたところで、ご契約となります
着工 ・工事を開始します
・決められた工期スケジュールに沿って工事を進めます
完成およびお引き渡し ・部屋をクリーニングした後、お客様に内装の仕上がり等を確認していただきます
・ご契約の際にお約束している遮音性能が確保されているか、JIS規格の測定用音源を用いての測定を行います

防音工事を行う際には必要となるポイントを明確にしよう

ここまで、工事箇所ごとの防音リフォームの種類や費用についてご紹介してきましたが、工事に使用する素材や種類によっては、想定よりも費用がかさんでしまう場合もあります。
実際に必要となる防音効果をはっきりさせることで、費用を抑えつつも、より効果的な防音リフォーム工事を行うことが可能となります。

防音リフォームを行うときの注意点

防音リフォームをする際には、次の3つの注意点を抑えておきましょう。
賃貸の場合は規約を確認
木造は高くなる可能性がある
安すぎるリフォーム会社は危険
ここからは、これら3つの注意点について解説していきます。

1. 賃貸の場合は規約を確認

賃貸の物件では、防音に関する基準が決まっている場合がありますので、注意しましょう。
また、防音リフォームを行う際に許可を取らなければ、賃貸の規約に反する場合もありますので、事前の確認を忘れないようにしましょう。

2. 木造は高くなる可能性がある

木造の住宅は、建築材料の間に隙間があるため、リフォーム費用がかさむ傾向にあります。
そのため、木造住宅で防音リフォームを行う際は、予算にゆとりをもたせることをおすすめします。

3. 安すぎるリフォーム会社は危険

費用が安いのは魅力的ですが、相場よりもはるかに安いリフォーム会社を利用することはやめましょう。
一般的な相場より安い防音リフォーム会社は、粗悪な素材を使用している場合もあります。
そのため、リフォーム会社を選ぶ際は、費用に着目するのではなく、いかに実績があり信頼がおけるかに重点をおくとよいでしょう。

タイプ別の防音リフォームの目的を把握して適切な防音対策を!

今回は、防音リフォームをする目的や方法のほか、実際の防音リフォームの種類や費用、防音リフォームを行う際の注意点についてご紹介しました。
適切なリフォーム工事を行うためにも、リフォームの目的をはっきりとさせ、効果的な対策を行っていきましょう。
また、現在、防音工事の検討をされている場合は、ぜひ当社へお気軽にお問い合わせください。ご質問やお見積りは無料で承っております。
[株式会社昭和クリエイト]