勾配をつけた複雑な形の天井、吸音体と拡散体を織り交ぜた壁面により、非常に豊かな音場が生まれます。内装はモノトーンですが、凹凸の付いたブース入口周りの壁面やコントロール・ルーム入口のオレンジ色防音扉など、随所にアクセントがついています。フローリングはその他のお部屋と合わせ、スタジオという異空間でありながら統一感を持たせています。
トップライトは開閉式になっており、閉塞感をなくすだけではなく、スタジオの表情を変化させる事が出来ます。
照明は調光式のダウンライトとスポットライトを採用し、シチュエーションによって光の当て方と明るさを変える事が出来ます。
またブース内には来客時のフラッシュランプとブースの映像をコントロールルームに送るためのカメラを設置しています。
ブースとコントロール・ルーム間の音声回線は合計24チャンネル、映像回線2つ、キューボックスは5台まで繋ぐことが出来ます。
マイクケーブルにも拘りがあり、通常はオーディオ用として長さの決まったRCAケーブルで販売されているものを特別にケーブル部だけを仕入れ、弊社で半田付けをしたXLRケーブルとして納品させて頂きました。
機材に関しても定番のものから個性的なものまで、お客様とご相談をしながら選定しました。