音響建築の一級建築士事務所

ライブハウス・クラブの設計・防音工事について

PA宅

1.遮音性能

ライブハウスやクラブの設計で大切な遮音性能。昭和音響では物件ごとに最適な案をご提案しています。音を楽しむ施設として、近隣に迷惑のかからないよう配慮した防音設計です。

弊社の防音技術は、コンクリート躯体から室内を浮かす浮遮音構造を採用し、しっかりと音漏れを防ぎます。テナントが何階になるかにもよりますが、構造や設計に熟知した弊社設計チームが予算に合わせた最適解を導き出します。

遮音構造の概念図

2.室内音響設計

音の良し悪しもライブハウス・クラブ運営にとって重要な要素です。出演するアーティスト、オーディエンスに気に入っていただけるより良い音響を目指すため、想定されるジャンルや客層などを詳しくヒアリングさせていただきます。良い機材を導入することも重要ですが、ホールの設計も音響に大きく影響いたします。

 

 

LIVE (ライブ) : ジャズやクラシックなど、アコースティック楽器による演奏が主な場合、ご希望によっては非常に長い響となるような設計も可能です。

 

 

DEAD (デッド) : ポップスやロック、クラブミュージックなどエレクトリック楽器による演奏が主な場合、アンプやエフェクター、ミキサーでの音の加工色付けを考慮し、余計な響が残らないクリアな音場を設計いたします。

 

 

3.長年愛されるライブハウス・クラブを目指して

ライブハウス

地域に愛され、コミュニティとしても機能している。そして文化の発信源としての役割を担っていけるようなゴールを目指します。具体的には、バーカウンターやテーブル、ソファ席などで人々が自然と語り合えるよう工夫したり、ステージ転換中のオーディエンスの時間のデザインなど。オーナー様のご意向を最大限引き出します。

3Dパースの作成

通常、ライブハウス・クラブの設計時に図面を作成しますが、それだけではイメージが伝わりにくい場合があると思います。弊社では3Dソフトを使用してパースを作成し、完成イメージをオーナー様と共有することにより、より細かく設計することが可能です。

近江屋様ライブハウスパース③

設計のポイント

・深夜営業時にも苦情のこない確かな遮音性の実現

・アーティスト、オーディエンスが満足できるクオリティの高い室内音響の設計

・感性を高めるオリジナルのデザイン

・ステージ、バー、ソファ席、楽屋など

・PA宅の位置や機材について

・照明演出

・電源環境

・吸気 / 排気について

各種届出について

ライブハウス・クラブを開業するにあたり、消防署保健所など各種関係機関へ届け出が必要になります。書類の作成など、オーナー様がスムーズにオープンできるようサポートいたします。

工期について

テナントを借りてライブハウス・クラブを営業されるオーナー様の場合、テナント契約成立後の内装工事となり、その工期が長くなることは、それだけ営業収益を生み出す時間が遅くなり、ランニングコストの増加・無駄な固定費(開業準備資金)増加につながります。

弊社では、タイトなスケジュールにて工期を厳守し、無駄な固定費の増加を少しでも抑えることが可能となるように仲介業者様や、不動産オーナー様とも、工事の内容や工期について細かく説明させていただきます。

常設楽器、PAブースにおける音響機材とワイヤリング

楽器や機材選定が明確にある場合は、初めからしっかりと揃えて、お客様がイメージしているサウンドをすぐに奏でることのできるライブハウスとして機能します。または、初めは必要最低限の機材に抑え、徐々に増やしてグレードアップを図る方法もあります。

しかしながら、ライブハウス施工時の音声回線ワイヤリング工事(壁や床の配線工事)は、後に工事を行うことは難しいため、しっかりと計画をしておかないといけません。

電源について

予算にもよりますが、通常の100Vだけではなく、アメリカの115V、イギリスの220Vのコンセントを壁に設置することも可能です。またはステップアップトランスで昇圧することも可能です。

通常ライブハウスなどでは音響用と照明用の分電盤を別けています。音響機材や照明は思いのほか電力を消費する場合があり、現状のテナント契約ではまかないきれない場合があります。使用予定の機材や消費電力の容量・種類を確認し、電気インフラの整備はライブハウス・クラブの運営において重要な要素となります。