豊かな音場のブースに比べ、コントロールルームは正確な音をモニターする事が出来るようデッドに仕上げています。
ブースを出来るだけ広くした結果、コントロールルームの間取りはそれほど広くありませんが、天井高を高くする事でそのような印象を受けません。エンジニアデスク、ソファ上の収納に関しても弊社でご提案し製作致しました。
フロントに備え付けた液晶テレビは映画やパソコンからの動画を鑑賞できる他、ブースに設置されたカメラと繋がっており、ブースの状況を確認するモニターディスプレイとしても活躍します。また液晶テレビの後ろには間接照明を仕込んでおり、ムード作りに一役買っています。そしてブース同様、来客時のフラッシュも取り付けられています。
最新のAvid HDXシステムを導入し、MacにはProtoolsと元々お施主様が使用しているLogic Proがインストールされています。
アウトボードは、必要なチャンネル数のマイクプリアンプとVo用コンプレッサー「Universal Audio / 1176LN」。エフェクトは「Universal Audio / UAD-2」をはじめとするプラグインで処理をします。
既にお客様がお持ちの機材も併用して、音質を重視しながらも効率的なレコーディングシステムを構築しました。