プロの声優を目指す生徒が安心して練習できる録音室 施工事例
VANTAN東京校 広尾8号館様の声優養成スタジオにて、生徒の皆様が安心して発声練習や収録に取り組める防音室を設計・施工しました。
声優を目指す方々にとって、外部への音漏れや周囲の騒音を気にせず練習できる環境はとても重要です。今回は、VANTAN様から「プロ養成にふさわしい防音性能と快適な響きを両立した空間をつくりたい」というご要望をいただき、設計段階から綿密に打ち合わせを重ね、限られたスペースの中で高い遮音性能と適切な音響を実現しました。本ページでは、施工の背景やポイント、工夫した点を詳しくご紹介いたします。学校やスタジオ向けの防音室をご検討の方はぜひ参考にしてください。

↑外部への音漏れを最小限に抑えつつ、室内の響きを心地よく整え、発声練習やレコーディングに最適な音響環境を実現しています。

↑壁面や天井には落ち着いたトーンの仕上げ材を用い、集中しやすい空間を演出。マイクやモニター機材の配置にも配慮し、限られたスペースでも快適に使用できるレイアウトとなっています。

↑広々とした空間に大きなガラス窓を設け、閉塞感のない快適な防音室を実現しました。
生徒の方や講師の方とのコミュニケーションが取りやすい設計です。

↑ライティングレール&スポットライトと、折り下げ天井にはダウンライトで全体を満遍なく照らします。
視認性と遮音性、デザイン性、全てにこだわった録音室の細部

↑壁面には学校向け防音室に適した高性能な遮音・吸音材を採用し、グレーとベージュのツートンカラーで落ち着きのあるデザインに仕上げました。下部は不燃のクロス仕上げ、上部は吸音パネルによって反響しすぎない空間創りとなっています。

↑外部への音漏れや廊下からの騒音を防ぐために、防音ドアは非常に重要な役割を果たします。
今回はD40の遮音性能をもつW900の鋼製防音ドアを採用いただきました。

↑天井は折り下げ天井とし、ベージュの吸音パネルを施工しました。アクセントとなりつつも圧迫感がないようこだわりました。

↑防音室内から教室やコントロールブースの様子が確認できる大型の窓は、視認性と遮音性を両立する特注仕様です。
二重ガラス構造と高い気密性により、外部の騒音を遮断しつつ、講師とのコミュニケーションや指示がスムーズに行える設計としました。

↑コインシデンス効果や太鼓現象を生じづらくするため、厚みの違うガラスを二重にし、ハの字になるよう設計しながらFIX窓を施工しました。
※コインシデンス効果…音の周波数と材質がそれぞれにもつ周波数が、一致した場合に共鳴して振動が大きくなる現象のことです。主に高音域の音波が共鳴することが多く見られます。
※太鼓現象…例えば二重構造のガラスの間に存在している空気層が、バネのような役割をし、特定の周波数で共鳴が生じて振動が大きくなる現象のことです。主に中~低音域にこの現象が生じやすくなります。
教室側から見た防音室の全容

↑教室内の音がスタジオに漏れず、スタジオ内の声も外部に響かない高い遮音性能を確保しています。
教室に馴染むような圧迫感のない録音室となりました。

↑録音室とコントロールブースの連携が取りやすい配置。
商業ビルにおける工事の様子を一部だけ公開!










今回ご依頼をいただいたVANTAN東京校 広尾8号館様について

VANTAN様はクリエイティブ分野に特化したプロによる実践教育を提供することで、これまでに21万人以上の人材をクリエイティブ業界に輩出しています。
今回ご用命いただいた録音室がある「KADOKAWAアニメ・声優アカデミー 」は2024年4月にスタート。VANTAN様(KADOKAWAグループ)のスクールとして設立され、東京・大阪・名古屋・福岡の4校を展開しています。
IP作品を使った現役アニメーター講師による超実践カリキュラムなどで、次世代のアニメーター、声優を育成します。
詳しくは以下URL、VANTAN様公式サイトよりご覧ください。
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