【ドラム用防音室】費用と最強の振動対策|自宅で叩ける時間は?施工事例も解説
ドラム防音室 1番気になる即答FAQ
- 費用はどれくらい?
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6畳のドラム防音室の費用相場は、約470万円からが目安です。お部屋の状況やご希望の性能に合わせて無料でお見積もりいたします。 まずはお気軽にお問合せください。
- 工事期間は?
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標準的なお部屋で、解体からお引き渡しまで実施工日で18日~23日程度です。
- 相談や見積もりに費用はかかりますか?
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ご相談から現地調査、詳細なお見積もりのご提案まで、すべて無料で対応しております。まずはお気軽にご相談ください。※オンライン現調を除き関東近県以外は交通費を頂く事がありますので、事前にご確認ください。
- 防音性能の保証はしてもらえますか?
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防音工事の専門業者ですから、当然防音性能の保証を行います。性能の裏付けとなる測定はJIS規格の基準にあわせて測定を実施します。









ドラムを演奏する際、こんなお悩みはありませんか?
- シンバルの「カーン!」という甲高い音が、壁を突き抜けてご近所の迷惑になっていないか
- 時間を気にせず、深夜でも思いっきりビートを刻みたい!
- バンド練習のためにスタジオを借りているが、費用がかさむので自宅に練習環境が欲しい。
- 電子ドラムの叩き心地では物足りない!やはり生ドラムの迫力で練習したい。
- 自分のドラムセットを常設した環境で練習したい!
お悩み解決!ドラムをご自宅で演奏する為に、皆様の作った防音室はこんな感じ!!
どんな部屋になる?【写真で見るドラム防音室の施工事例】
事例1:プロドラマーが選んだ”秘密基地”。練習・作曲・配信を叶える多目的防音室



参考情報: お客様:Nao様 (Alice Nine) / 用途:ドラム練習、作曲、配信 / 建物:戸建て住宅 / 特徴:デザイン性の高いプロユース仕様
お客様の課題: 人気ロックバンド「Alice Nine」のドラマーNao様より、コロナ禍を機に自宅での制作環境を整備したいとのご依頼。時間を問わずドラム練習ができることはもちろん、作曲や配信活動にも対応できる多目的空間であること、そして**”秘密基地”のようなデザイン性**を両立させることが課題でした。
昭和音響からのご提案: プロの演奏にも耐えうるDr-70クラスの完全浮構造をご提案。黒を基調に、間接照明を効果的に使ったシックな内装で、Nao様のイメージする**”秘密基地”**を具現化しました。既存のクローゼットを防音仕様の収納として活用するなど、スペースを最大限有効活用し、将来的な機材の増設も見越したレイアウトを設計しました。
お客様の声: **「完璧です。100点満点!」**と最高のご評価をいただきました。音漏れの心配が一切なくなり、自宅での音楽制作の効率が格段に上がったとのことです。ファンの方々からも「カッコイイ!」と大好評だそうです。
この事例のインタビューはコチラからご覧ください
事例2:大手ハウスメーカーと連携。響きをデザインしたジャズ向け自宅スタジオ




参考情報: 用途:リハーサルスタジオ / 建物:軽量鉄骨住宅(新築) / 施工後広さ:12.8畳 / 性能:D-65(対外部・上下階)/ ご予算:約530万円
お客様の課題: 大手ハウスメーカーで新築するにあたり、ジャズバンドの練習ができる自宅スタジオをご希望でした。特に、一般的なスタジオにありがちな**「吸音されすぎたデッドな音響」を避け、一音一音の輪郭は明瞭でありながら、響きも豊かに感じられる空間**が課題でした。
昭和音響からのご提案: 設計段階からハウスメーカー様と連携し、建物の構造に最適な防音設計を実施。ジャズの演奏に合わせ、吸音面を最小限に抑えつつ、**お客様自身で響きを微調整できる「残響可変の仕組み」**を導入しました。床材には響きの良い挽板フローリングを採用し、音響と内装デザインを両立させました。
導入後の成果: 音の輪郭と豊かな響きが両立した、理想の音場を実現。オーナー様には大変お喜びいただき、ご友人を招いてのセッションなど、音楽ライフをさらに満喫されています。工事にご満足いただいた結果、ご友人の防音工事に弊社をご紹介いただくなど、厚い信頼をお寄せいただいています。
この施工事例はコチラからご覧ください
[その他多数のドラム防音室の施工事例はコチラからご確認ください。]認ください。]
ドラム防音室の価格はいくら?【費用相場と料金プラン】
最初にも書きましたが、6畳のドラム防音室の費用相場は、約470万円〜が目安です。ドラムはピアノ以上に強力な音と振動を発生させるため、最高の防音性能が求められます。この価格は、求める防音性能やお住まいの構造(木造/RC造)によって変動します。
ドラムの練習を可能にするには、基本的に以下の「安心プラン」レベルの性能が必須となります。
プラン名 | こんな方におすすめ♪ | 木造戸建て(6帖) | マンション(6帖) |
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安心プラン | 生ドラムの演奏、バンド演奏、スタジオレベルの遮音 | 470万円~ | 基本的には難しい。診断アプリでご入力してみてください。 |
※もう少し具体的なドラム防音室の概算費用はこちらの防音室性能、価格診断アプリからも個人情報の入力不要で無料ですぐに調べる事ができます。

※上記は目安の価格です。詳細なお見積りは現地調査・ヒアリング後に無料でご案内いたしご案内いたします。
どんな防音室がある?【ドラムに必要な工法と仕様】
ドラム防音室の工法は、床や壁を伝わる強力な振動を防ぐため、「浮構造(防振二重構造)」が唯一の選択肢となります。躯体に直接手を加える「躯体遮音補強」では、ドラムの振動を防ぎきることは困難です。
求められる遮音性能は、隣接室や建物外に対して Dr-65以上 が一つの基準となります。
基本仕様 ドラム防音室の基本仕様(浮構造)
戸建て住宅でのドラム防音室工事として、よくご採用頂く防音性能について

木造で計画する場合の基本的な遮音性能としては、浮構造の防音室では建物の外に対して⇒Dr-65またはDr-70
建物内隣接室に対して⇒Dr-50またはDr-55で計画しご提案。
採用していただくお客様が多くいらっしゃいます。
ドラムや太鼓など打楽器系の防音室では、防振と遮音性の確保の観点はもとより、室内音響の観点から床共振を抑える目的も含めて、湿式防振床のご提案を基本としております。反面、お施主様のご希望があれば、乾式防振床にて施工する事も可能です。リフォームでドラム防音室を作る場合、当初建築物として、階上の床に大きな加重を吊り下げる想定がされている事はほとんどありません。通常は、多少躯体についての補強が必要になりますが、躯体補強をしないドラム防音室は、躯体補強をしなくてよい根拠を業者に説明してもらうと安心です。
テナント施設など(RC造)の場合に、よくご採用頂く防音性能について

商業ビルやテナントで計画する場合の基本的な遮音性能としては浮構造の防音室では、区画の外に対して⇒Dr-75またはDr-80
区画内内隣接室に対して⇒Dr-55で計画しご提案。
採用していただくお客様が多くいらっしゃいます。
テナントビルの音楽スタジオにおいても、基本的には湿式防振床をお勧めし計画しますが、建物側の湿式床への理解が得られない場合や、物理的に不可な空中階に作るドラムスタジオでは、一部乾式で作る事もございます。この場合は事前に防音室のスペックについてお施主様・事業者様などとの意識の共有と、建物側へは重量の説明を行い、躯体の加重負担について関係各所と確認をしながら計画する事が大事です。また、気に入ったテナントを見つけられた場合は、オーナー様の防音工事への理解を頂く為に、弊社と一緒に防音性能の説明に伺いましょう。きっと一歩踏み込んだご理解が得られる事と思います。
- 床・壁・天井の完全分離: 建物本体から床・壁・天井のすべてを高性能な防振ゴムで浮かせ、振動が伝わるのを根本から絶ちます。
- 重量と剛性: 音を跳ね返すために、壁や天井には十分な重量と剛性を持たせます。
- 低音域の対策: バスドラムなどから発生する低音は非常に強力です。室内音響が飽和しないよう、適切な吸音・拡散設計が不可欠です。
- 十分な天井高: ドラムセットの設置に加え、シンバルなどを叩く際にスティックを振り上げられる最低2.2m以上の天井高を確保することが理想です。
※建築音響設計についてもっと詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。覧ください。
後悔しないために!信頼できる防音工事業者の選び方
防音工事で後悔しないために、以下のポイントをチェックして業者を選びましょう。
- [ ] 防音工事の専門業者で、施工実績は豊富か?
- [ ] 建築士など、専門資格を持つ担当者がいるか?
- [ ] 建設業許可を持った会社ですか?
- [ ] 図面や見積書はちゃんとありますか?
- [ ] 工事の契約書はありますか? 事前に読みましたか?
- [ ] 工事の予定表は作ってもらいましたか?
- [ ] 防音性能を体験できるショールームなどありますか?(2025年5月末からショールーム改装中、7月上旬新装OPEN)
- [ ] 会社の所在地は確認しましたか?
- [ ] 完成後に遮音性能の測定を行ってくれるか?
- [ ] 防音性能の保証やアフターメンテナンス体制は整っているか?
- [ ] あなたの要望を丁寧にヒアリングし、複数のプランを提案してくれるか?
工事発注前の最終チェックに使えるこちらのコラムもご確認ください。
昭和音響♪はもちろん、すべての項目をクリアしています。安心してお任せください。
ご相談から完成までの流れと期間
- お問い合わせ・ヒアリング(無料) お気軽にお問合せください!
- 現地調査、ご提供図面による・プランニング(無料) 社内で設計します。1週間から10日程お時間を頂戴しております!
- 詳細お見積り・ご提案(無料) 設計内容をお客様とご共有しながらお見積を作成、更新しお客様の予定と理想に近づけます!
- ご契約・仕様決定 ここまでの作業は基本無料です。たくさんご相談しましょう!
- 近隣ご挨拶・着工 工事前には施工業者としてご近所様にご挨拶します!
- 施工・工事管理 実働日18~23日程の工事なる事が多いです。安全作業で工事を進めます!
- 完成・性能測定・お引渡し JIS規格の測定手順に沿って防音性能を証明します! 以下詳細
- アフターメンテナンス
※設計について
防音室の機能を確認、大型楽器、家具の搬入経路の検討
室入口のドアやサッシのタイプの検討、床段差のある場合の室形状の検討
換気設備のグレードなどの検討、仕上げ材の検討・仮設定
このような設計検討に1週間程度のお時間を頂いております!
※お見積について
図面にてお部屋の形を確認、換気扇やエアコン、照明器具などご希望のご確認
ご予算との調整、擦り合わせ、工事のご希望時期のご確認
ご納得頂ける防音室のプランに向けて、何度でも修正します!
※工事開始前の準備①
マンションの場合は工事申請と工事許可が必要になります。
お住まいの管理人様などに工事申請に必要な期間をお訪ねください。 新築戸建てで建築工事を一緒に進める防音室工事の場合は、建築業者のスケジュールに
あわせて調整し、お引渡しを建物と同時に実施できるように調整します。
※工事開始前の準備②
防音建材の防音ガラスや鋼製防音ドア、防振ゴムの一部や消音換気扇などについては
時期によって納品に多くの日数がかかる事があります。
納期のかかる建材の納品予定にあわせて、工事工程を組立てます。
工事完了と社内完了検査
図面とチェックリストに従ってお引渡し前の社内検査
目視での汚れや傷の社内チェック
キレイに美しくお掃除して、お引渡しの準備をします!!
※測定について
1 空気音遮断性能測定結果 測定はJIS A 1417 建築物の空気音遮断性能の測定方法に準じて行い、評価は日本建築学会推奨基準を用いて測定を実施します。
2 床衝撃音遮断性能測定結果 測定はJIS A 1418-2 建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法(標準重量衝撃源による方法)に準じて行い、評価はJIS A 1419 「建築物の遮音等級」 および日本建築学会の「建築物の遮音性能基準と設計指針」を用いて測定を実施します。
※工事後のアフターメンテナンス
基本的に弊社にて施工させていただきましたお客様には、その後の弊社工事対象物の不具合が発生した場合や室内音響についての アドバイスなどは無償にてアフターメンテナンスを行っております。 (自然・経年劣化及び、部材の損傷・損耗による交換等については、費用がかかる場合もございます。)
防音ドアや空調設備、照明器具やサッシに至るまで 建材メーカーによっては、メーカー保証もございます。 メーカーと弊社の2つの保証でご安心頂けます。
※ご相談から工事着工までは、プランの決定や建材の納期により1~2ヶ月程度、実際の工事期間は、約3~4週間が目安となります。
もう一度、ドラム防音室に関するよくある質問(FAQ)
Q. ドラムの振動は本当に止まりますか?
A. はい。ゼロにはできませんが、建物から分離させる「浮構造」防振構造により、振動から躯体に伝わるエネルギーを大きく減衰させます。
Q. 築年数の古い建物ですが、防音リフォームはできますか?
A. 築年数が古い建物でも、適切な構造補強工事を行うことで防音室の施工は可能です。お気軽にお問合せください。
Q. 部屋はどのくらい狭くなりますか?
A. 工法にもよりますが、壁や床、天井を二重にするため、各辺で28cm~40cm程度狭くなるのが一般的です。工事前のお部屋と比較し、畳2枚弱(3.3㎡程)の面積くらいが狭くなるイメージです。
Q. 電子ドラムの場合、工事は簡単になりますか?
A. 叩く音は小さくなりますが、ペダルを踏む振動(固体伝搬音)は生ドラムと同様に階下へ伝わります。そのため、演奏時間帯などによっては、ピアノの「基準プラン」以上の防音・防振工事を推奨しています。
Q. 換気やエアコンはどうなりますか?
A. ドラム演奏は発熱量が多いため、通常より強力な消音機能付き換気扇やエアコンの設置が必須です。もちろん、それらの配管部分にも防音処理を施します。
その他よくあるご質問はコチラからご確認ください。
まずはお気軽にご相談ください
ドラム防音室に関するお悩みやご要望、どんなことでもお聞かせください。専門スタッフが丁寧にお答えします。
お電話でのお問合せ
03-6276-8617
(受付時間:平日 10:00 〜 18:30 土曜日 10:00 〜 17:00 日祝はお休みを頂いております。)
公式LINEからお友達登録後、LINEチャットでのお問合せも可能です。

24時間265日ご対応、防音室についてのいろいろなご質問に自由入力でもお応えします。
弊社のAIコンシェルジュ。 友達に話しかけるようにお気軽に話しかけてみてください。

この記事の監修者
昭和音響♪ 株式会社 昭和クリエイト 建築音響防音技術責任者 取締役 津江大作(建築音響施設設計実績25年以上)
建築音響施設の設計に25年以上従事。有名アーティストのプライベートスタジオを多数手がけるなど、実績多数。独創的な空間デザインを得意とする。
社内の一級建築士チームや音響工学博士と連携し、構造解析・音響物理解析に基づいた設計アプローチを採用。建物の強度・剛性と最適な響きを両立させた、高品質な防音室、スタジオ、ミニホールや集合住宅(マンション)での複数住居防音室化工事などを提供している。