Purpose
防音の目的
ダンススタジオでは、ステップの振動やタップ、ストップの振動がそのまま床に伝わり、建物全体に伝播します。
また衝撃音を演出する床が必要な場合もありますし、振動対策をとりながら床を鳴らす工夫や、それとは逆に足腰に優しい振動吸収型の床の提案をする場合もあります。
いずれにしても多数のダンススタジオの施工経験とノウハウが必要となります。
テナント型のスタジオでは、ほとんどの場合ビルオーナー様へ、防音防振工事の内容と、その効果の説明が必要となります。
スピーカーから流すダンスミュージックと、 先生の掛け声、生徒の掛け声は時に90~100dB
床のステップの振動対策は、簡単な防振タイプの置床材では対応できません。
昭和音響でご提案する防音防振の仕様をご紹介します。
ダンススタジオとして、戸建住宅やマンション、商業施設において 弊社でもっとも多くのお客様に採用されている防音室の構成とおおよその価格をご紹介します。
Specs
基本仕様
DANCE スタジオ
複合施設内設置型の場合
独立テナント型の場合
資料は、日本建築学会の遮音性能基準表です。
弊社のご提案として、水色の部分が、建物(専有部)外へ防音室として機能する必要な遮音性能となります。
緑色の部分は、室内側へ防音室として機能する必要な遮音性能となります。
Price and Construction
価格と工期
※
施工前床面積での計算。価格は施工前面積でのおおよその価格となります。
上図の価格に、リフォームの場合は解体費用エアコンや消音換気設備などが必要となります。
条件にあわせて費用は変動しますので、表示価格は総額ではございません。
その他、照明器具や楽譜棚などオプション工事も承ります。
※
工事期間は現地で作業をする日数の目安です。
工事に着手するまでには、納期のかかる建材の発注など別途時間のかかる場合があります。
実際によくお問合せのある、ダンススタジオの施工例は以下をご覧ください。
Point
設計のポイント
ダンススタジオについて
Point1
室内換気性能や空調性能確認
運動量が多い空間ですので換気は大切です
Point3
天井の高さ
アクロバティックな運動、組運動など天井の高さを事前に確認することが大事です
Point5
鏡の設置
鏡は必須です、映像のゆがみやジョイントでの断裂がないように映像調節をします(下地の壁面に影響を受けますので、下地からしっかりとした工事が必要です)
貸しスタジオの場合
Point1
呼び出し用のインターフォンや、
時間管理のためのチャイムが必要になる場合が多いです
Point3
待合室の整備、機能などの検討
Point5
音楽再生コンテンツの入出力設備
Point2
耐荷重性能の確認
長期載積荷重の計算だけでなく、飛び跳ね時の突発的な床衝撃に対する耐性の検討と確認が必要になります
Point4
内装材
ダンスの種類により床の仕上げ材の検討をします
Point6
音響機材の配置と照明
Point2
出入りの無人管理をするため、
リモートロックシステムが人気です
Point4
映像コンテンツの入力設備
Point6
配信用設備の導入
以上のような点に注意しご利用しやすいドラム防音室・ドラムスタジオになるよう検討します。
Flow
全体の流れ
お問合せ~ ご要望のヒアリング
防音室の設計開始~遮音性能・室内音響の検討
防音室の機能を確認
大型楽器、家具の搬入経路の検討
室入口のドアやサッシのタイプの検討
床段差のある場合の室形状の検討 換気設備のグレードなどの検討
仕上げ材の検討
ご提案プランで、防音室の形と機能と概算費用の確認
工事プランの最終調整
プラン確定とご契約・仕上げ材などの決定
※上記ご契約までの作業は無料ご提案の範囲でございます。
パースの作成などは、一部契約後か、有料での作業となります。
着工日の設定
同時にご近所様への工事のお知らせと、ご挨拶を昭和音響が行います。
※着工日について① マンションの場合は工事申請と工事許可が必要になります。お住まいの管理人様などに工事申請に必要な期間をお訪ねください。 新築戸建てで建築工事を一緒に進める防音室工事の場合は、建築業者のスケジュールにあわせて調整し、お引渡しを建物と同時に実施します。
※着工日について② 防音建材の防音ガラスや鋼製防音ドア、防振ゴムの一部や消音換気扇などについては、時期によって納品に多くの日数がかかる事があります。 納期のかかる建材の納品予定にあわせて、工事工程を組立てます。
工事開始
職人まかせではなく、建築に関わる様々な資格や、防音室についての知識を持った経験豊富な自社スタッフが、工事を一つ一つ確認しながら、工程管理と安全管理を徹底し、一生懸命工事します!!
工事完了・社内完了検査
※測定について 1 空気音遮断性能測定結果
測定はJIS A 1417 建築物の空気音遮断性能の測定方法に準じて行い、評価は日本建築学会推奨基準を用いて測定を実施します。
2 床衝撃音遮断性能測定結果
測定はJIS A 1418-2 建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法(標準重量衝撃源による方法)に準じて行い、評価はJIS A 1419 「建築物の遮音等級」
および日本建築学会の「建築物の遮音性能基準と設計指針」を用いて測定を実施します。
※工事後のアフターメンテナンス
基本的に弊社にて施工させていただきましたお客様には、その後の弊社工事対象物の不具合が発生した場合や室内音響についての
アドバイスなどは無償にてアフターメンテナンスを行っております。
(自然・経年劣化及び、部材の損傷・損耗による交換等については、費用がかかる場合もございます。)
防音ドアや空調設備、照明器具やサッシに至るまで 建材メーカーによっては、メーカー保証もございます。
メーカーと弊社の2つの保証でご安心頂けます。
㊗工事完了お引渡し。
メンテナンスもすぐに駆け付けます!!
ご自身にもご近所様にも、ストレスフリーの心に優しい防音室で音楽ライフをお楽しみください。
03-6276-8617
9:00 〜 18:30 月〜金 (祝日除く)