Purpose
防音の目的
該当建築物の遮音性能に加え、遮蔽物となる壁・天井・床の密度を高くする工事が必要となります。
防振構造を作った上で、面密度の高い遮音構造とする工法がベストですが、低域周波数帯域の処理や、建物周辺の音環境にもあわせて効率の良い工事をする事が防音構造完成後の収録環境の結果につながります。お客様の予算やご要望に合わせてオーダーメイドいたします。
マンション、一戸建て、購入前の物件でもお気軽ご相談ください。
RECスタジオとして、戸建住宅やマンション、商業施設において 弊社でもっとも多くのお客様に採用されている防音室の構成とおおよその価格をご紹介します。
Specs
基本仕様
RECスタジオ リハーサルスタジオについて
木造建築の場合
木造で計画する場合の基本的な遮音性能としては
浮構造の防音室では
建物の外に対して⇒Dr-70またはDr-65
建物内隣接室に対して⇒Dr-55またはDr-50
で計画しご提案。
採用していただくお客様が多くいらっしゃいます。
店舗テナントや商業ビル(RC造)の場合
店舗テナントなど鉄筋コンクリートの建物で計画する
場合の基本的な遮音性能としては、マンションの場合は
建物により工事可能か個別に検討します。
浮構造の防音室では
専有部の外に対して⇒Dr-80またはDr-75
建物内隣接室に対して⇒Dr-55またはDr-50
で計画しご提案。
採用していただくお客様が多くいらっしゃいます。
資料は、日本建築学会の遮音性能基準表です。
弊社のご提案として、黄色の部分が、建物(専有部)外へ打楽器系音源を含む防音室として機能する必要な遮音性能となります。
水色の部分と一部緑色部分は、室内側へ防音室として機能する必要な遮音性能となります。
Price and Construction
価格と工期
スタジオ工事のおよその費用と工事期間について
木造建築の場合
店舗テナントや商業ビル(RC造)の場合
※
施工前床面積での計算。価格は施工前面積でのおおよその価格となります。
上図の価格に、リフォームの場合は解体費用エアコンや消音換気設備などが必要となります。
条件にあわせて費用は変動しますので、表示価格は総額ではございません。
その他、照明器具や楽譜棚などオプション工事も承ります。
※
工事期間は現地で作業をする日数の目安です。
工事に着手するまでには、納期のかかる建材の発注など別途時間のかかる場合があります。
実際によくお問合せのある、弊社のRECスタジオ リハーサルスタジオについての施工例は、以下をご覧ください。
Point
設計のポイント
RECスタジオ リハーサルスタジオについて
Point1
楽器専用音源の準備や200V電源について
Point2
信号線の種類と経路、コネクタの種別の確認など
Point3
アース処理の方法と効果について
Point4
ケーブル端末取出し口の処理について
商業施設の場合
Point1
深夜時間帯での苦情の来ない遮音性能の実現
Point2
楽器別ブースやアンプ部屋の必要性
Point3
音源ソースのモニター環境
Point4
コミュニケーションツールの導入
Point5
持ち込み大型楽器の搬入導線
Flow
全体の流れ
お問合せ~ ご要望のヒアリング
防音室の設計開始~遮音性能・室内音響の検討
防音室の機能を確認
大型楽器、家具の搬入経路の検討
室入口のドアやサッシのタイプの検討
床段差のある場合の室形状の検討 換気設備のグレードなどの検討
仕上げ材の検討
ご提案プランで、防音室の形と機能と概算費用の確認
工事プランの最終調整
プラン確定とご契約・仕上げ材などの決定
※上記ご契約までの作業は無料ご提案の範囲でございます。
パースの作成などは、一部契約後か、有料での作業となります。
着工日の設定
同時にご近所様への工事のお知らせと、ご挨拶を昭和音響が行います。
※着工日について① マンションの場合は工事申請と工事許可が必要になります。お住まいの管理人様などに工事申請に必要な期間をお訪ねください。 新築戸建てで建築工事を一緒に進める防音室工事の場合は、建築業者のスケジュールにあわせて調整し、お引渡しを建物と同時に実施します。
※着工日について② 防音建材の防音ガラスや鋼製防音ドア、防振ゴムの一部や消音換気扇などについては、時期によって納品に多くの日数がかかる事があります。 納期のかかる建材の納品予定にあわせて、工事工程を組立てます。
工事開始
職人まかせではなく、建築に関わる様々な資格や、防音室についての知識を持った経験豊富な自社スタッフが、工事を一つ一つ確認しながら、工程管理と安全管理を徹底し、一生懸命工事します!!
工事完了・社内完了検査
※測定について 1 空気音遮断性能測定結果
測定はJIS A 1417 建築物の空気音遮断性能の測定方法に準じて行い、評価は日本建築学会推奨基準を用いて測定を実施します。
2 床衝撃音遮断性能測定結果
測定はJIS A 1418-2 建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法(標準重量衝撃源による方法)に準じて行い、評価はJIS A 1419 「建築物の遮音等級」
および日本建築学会の「建築物の遮音性能基準と設計指針」を用いて測定を実施します。
※工事後のアフターメンテナンス
基本的に弊社にて施工させていただきましたお客様には、その後の弊社工事対象物の不具合が発生した場合や室内音響についての
アドバイスなどは無償にてアフターメンテナンスを行っております。
(自然・経年劣化及び、部材の損傷・損耗による交換等については、費用がかかる場合もございます。)
防音ドアや空調設備、照明器具やサッシに至るまで 建材メーカーによっては、メーカー保証もございます。
メーカーと弊社の2つの保証でご安心頂けます。
㊗工事完了お引渡し。
メンテナンスもすぐに駆け付けます!!
ご自身にもご近所様にも、ストレスフリーの心に優しい防音室で音楽ライフをお楽しみください。
03-6276-8617
9:00 〜 18:30 月〜金 (祝日除く)