マンションの自宅で夜間もレッスンができる、ピアノ演奏のための防音室
今回はマンションにお住まいのM様が、以前のユニット型の防音室が娘様の成長に伴う音の増大や、ご自身のレッスン開始、ピアノの買い替えによって手狭になったため、空間を広くすることを目的に実施されました。
工事における主なこだわりは、内部空間を最大限に広く、明るくすることでした。
完成した防音室は、娘様の練習とM様のレッスン用として、夕方から夜中まで半日程度活用されています。

↑YAMAHAの「C3X espressivo」が置かれている防音室。部屋の形を活かしたピアノのレイアウトになっています。

↑既存の出窓に加え、防音構造を構築した内側には、防音ガラスのインナーサッシを二重に施しています。

↑空いたスペースは収納として活躍。ピアノを弾きながらも視界に入るトロフィーは、モチベーションが上がりそうです。
マンションの構造を活かしながらこだわった、最大限広く、明るい防音室に。

↑以前はユニットタイプの防音室で限られていた天井高も、防音工事後は通常の部屋のように高く、広く使えるようになりました。

↑マンション本体の梁がある部分は避けながらも、最大限広さを取れるような防音構造にしました。

↑防音室の内側には、ホワイト木目調の木製防音ドアを採用。この扉1枚でD30程度の遮音性能があります。

↑ドアと馴染みの良いアクセントクロスは縦長ラインのあるものにしました。空間を高く見せる効果があります。
調光スイッチや換気用スイッチもスクエア型のスタイリッシュなものに。

↑廊下側はブラウン木目調の木製防音ドアを採用。こちらも1枚でD30程度の遮音性能があります。
防音室の内側と外側の扉を合わせると、D45と同程度の遮音性能が見込まれます。

↑廊下側から見た様子。
Before~工事前の様子~

↑ユニット式の防音室を利用していた頃の様子

↑FIX窓はあるものの採光は取れず、天井も少し圧迫感がありました。

↑ユニット式防音室のサイズには規格があったため、空いたスペースは待合室として活用していました。

↑天井とユニット式防音室にはこのように空間ができてしまいます。弊社は既存天井を解体し防音構造を造るため、天井が高く取れるというメリットがあります。

↑防音工事前、ユニット式防音室を撤去した後の様子。
ご計画プラン

