本記事では、実際に弊社にて防音室を施工いただいたお客様にインタビューを行い、
昭和音響の防音室のご感想やお客様が防音室を施工するに至った経緯をまとめています。
施工前の昭和音響の対応や他のお客様が施工前に不安に感じていたことを可能な限り簡潔に書いております。
防音室工事をご計画の方に是非ご覧いただきたい記事です。
今回のご依頼は、神奈川県横浜市にお住まいのO様です。
木造戸建てのご建築とともに、ご夫婦が趣味で演奏するグランドピアノとチェロのための防音室を造りたいとご相談いただきました。
隣家が近いため戸外への防音対策をしっかりと行い、ご夫婦のご要望であった24時間いつでも演奏を楽しめる防音室が完成しました。
O様:一番大きな理由は夜間でも演奏したいと思ったことですね。
本番前になってくると練習しなきゃって気持ちにはなるんですが、仕事をしているのもあって、遅い時間まで弾けず、十分な時間を確保するのが厳しいという現実がありました。
そこで完全防音といいますか、仕事が終わってからも24時間気兼ねなく演奏できる空間が欲しくて、今回防音工事を計画しました。
昭和スタッフ:奥様はいかがですか?
奥様:そうですね、やはり電子ではない生のグランドピアノを弾きたかったのが理由です。
昭和スタッフ:今回、新築の木造戸建てを建てられるにあたって、防音工事も計画されたとのことですが、以前はどのように楽器の練習をされていたんですか?
O様:基本的に、私はサイレントチェロを持っていたので、音を並べる段階ではそちらを使用していました。
曲の響きを確認する時は、日中の時間帯を使って実際の音を聞いたりしましたね。
奥様:夜間に練習することが多かったので、基本的には電子ピアノを使っていて、最後の仕上げの時にグランドピアノを弾くという場合が多かったです。
昭和スタッフ:どちらかでピアノを借りていたんですか?
奥様:当時の自宅にもグランドピアノはあったので、演奏の時間帯に縛られながら練習していました。
O様:やはり「時間を気にせず演奏できるようになった」というのが一番ですね。
本番前なのに仕事が忙しい時、早く終わらせなきゃと逆に集中できなくなってしまうこともあり…。
防音室が出来てからは、演奏のタイムリミットを気にしなくて良いという、心の余裕が生まれました。
奥様:今までは音取りなどを電子ピアノでやっていましたが、初めからグランドピアノで弾けるっていうのが、大きいです。今じゃほとんど電子ピアノは使ってません。(笑)
O様:サイレントチェロより実際のチェロの演奏をする方が断然楽しいので、練習も前向きになれるという面でもメリットがあります。
奥様:以前は、音符を並べた後に曲作りをしていました。でも防音室が完成して、最初から響きのバランスを考えながら演奏ができるのがとても嬉しいです。
O様:意外と難しいことですが「広さ」を確保できたという点です。
昭和スタッフ:ご新築の計画から、「このお部屋はピアノ・チェロの防音室に」とお考えでしたよね。
O様:可能な限り床を掘り下げたり、天井を上げたりして空間を広く造るというのはかなり意識しました。
グランドピアノは特に音の跳ね返りがあるので、なるべく距離を取りたいというのもありました。
奥様:最初は建物本体の床と、防音室の壁や床の素材を揃えられるとは思っていませんでした。しかし、昭和音響さんは同仕様が出来ると言ってくれたので、建物との調和ができたというのがお気に入りの点ですね。
昭和スタッフ:施工業者はどのように探されましたか?
O様:基本的にはインターネットの広告で探していて、総合見積もりサイトも活用したのですが、あまり手ごたえはありませんでした。
そのため有名な防音工事業者さんをあたって、その業者さんからどういった方針や考え方でやっているのか、お話を聞いて選びました。
昭和スタッフ:ショールームのご見学はお役に立てましたか?
O様:夜間でも弾けるという目的があったので、実際の防音室がどの程度の性能なのかを知ることが出来ました。
例えば、音楽ホールの練習室などはありますが、それが「家」となった時にどんな形で実現できるのかが分からなかったので、実際にショールームで防音性能を確認することができたのは大きいと思います。
奥様:インターネットで検索している中で、昭和クリエイトさんのHP・施工例が豊富で興味を持ちました。特に楽器別に構成されているので、ピアノを重点的に見て行ってイメージがつきやすかったです。
O様:金額が一番安かった訳ではないですが、説明の明確さとか内容に芯が通っていたというのが決め手です。
高価な買い物なので価格ももちろん影響しますが、他社よりも芯の通った内容で安心感があり、納得できたからですね。
奥様:初めにお問い合わせした時に、初回でも計画図を送ってくれたのでイメージがつきやすかったのと、お話の中で色々な疑問点が出てきても、すぐに答えが返ってくるのも大きかったです。
金額は安くはなかったですが。(笑)
それでも安心感のある業者さんにお願いしようかと判断しました。
O様:建物本体を造る段階でも色々とアドバイスをいただいていたこともありますし、その部分でも「信頼できる」という安心材料になっていました。
O様:工事~引っ越しまでの期間がタイトだったというものあって、ピアノの搬出・搬入のタイミングなどは考えながらやりました。
隣で仕事をしていたので最初は工事音が響いていましたが、工事中の不安は特にありませんでした。
O様:もう少しお値段がっていうくらいで、特に思い浮かばないんですよね…(笑)
もう少しショールームが行きやすい場所にあればもっと良かったですかね。
昭和スタッフ:少々アクセスが難しい場所で申し訳ございません。いつも足を運んでいただきありがとうございました。
O様:基本的には自分たちの楽器練習用としてですね。小規模であれば合奏もできそうですし。
友達と一緒に合奏もできたらいいなあと考えています。
奥様:今は一人で練習用として使っていますが、慣れてきたら友達と3~4人で合奏ができたらいいですね。
O様:私は新築戸建てだったのですが、建物本体業者さんとの連携は重要だと思います。
また、どれくらいの防音を求めるのか、妥協はなるべくしない方が良いと思いました。
奥様:高い買い物なので、どんな使い方をしたいか、どういう雰囲気にしたいか固めておくと良いです。
今回は、グランドピアノとチェロを演奏されているO様ご夫婦へ、お客様インタビューをさせていただきました。
インタビューへのご協力、本当にありがとうございました!
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