本記事では、実際に弊社にて防音室を施工いただいたお客様にインタビューを行い、
昭和音響の防音室のご感想やお客様が防音室を施工するに至った経緯をまとめています。
施工前の昭和音響の対応や他のお客様が施工前に不安に感じていたことを可能な限り簡潔に書いております。
防音室工事をご計画の方に是非ご覧いただきたい記事です。
今回のご依頼内容

今回のご依頼は千葉県八千代市にお住まいのH様です。
サックスの演奏家である奥様と、ピアノの演奏をする機会が多いご主人。
今までは楽器OKの賃貸アパートで演奏をしていましたが、騒音トラブルになってしまい、住居を転々とされていたとのことです。
結婚と同時に、防音室施工を前提とした新たな住まいを探すこととなり、弊社にお問い合わせいただきました。
~防音室概要(計画プラン)~


ご質問内容① 防音工事をご計画された理由・きっかけについて教えてください

昭和スタッフ:防音工事を計画されたきっかけがあったら教えてください。
H様:当時はお付き合い中で、防音賃貸マンションなどを転々としていたのですが、その度に騒音問題になってしまって。
誰にも迷惑かけないような防音室、周りを一切気にせずに練習できる環境をちゃんと作りたいと考えるようになりました。
ご縁があって、新築建売の住宅を購入することができたので、防音室を作るのに適切な大きさや条件を考えて、この家だったらイメージがつくと思い、防音室計画を始めました。
昭和スタッフ:以前、過去のお話を伺いましたが、大変だったんですよね。防音賃貸マンションを何回もお引越しされたとか。
奥様:3年間で6回引っ越しました…。
昭和スタッフ:ピアノやその他楽器が演奏できる賃貸マンションだったけど、クレームが来てしまってという理由でしたよね。
そういう苦い経験を経て、結婚をきっかけに防音室を造れるお家を購入した形ですか?
奥様:そもそも防音室のある賃貸が千葉はほとんど無いし、東京だと高すぎるので、色んな方法を考えたんですけど、どちらも苦しいなって思って。
それだったら、家を買って防音室作るってことは結婚するってことだよねって感じで!(笑)
昭和スタッフ:防音室がキューピッドみたいな存在だったってことですか!?(笑)
奥様:結婚の話がまだ進んでいない時だったので、私が関東じゃなくて地元の北九州で活動するか、もしくはすごい安い賃貸に住んでカラオケ屋さんに通うかの二択を迫られてしまいました。
カラオケ屋さんに通う方でやっていたのですが、サックスがとても吹きづらくて、本番になった時にどれくらい息を入れればいいのかわからなくなってしまったんです。
これはもう無理って思って、私は一旦北九州に帰るから、今入ってる本番分の間だけ泊まらせてみたいな話をして。
そんなことするんだったら結婚して、家を購入して、防音室を造ろうというお話になりました!
昭和スタッフ:北九州へ帰るっていうのは、ご主人様は?
H様:私は地元が栃木なので、それで続くこともあるでしょうし、もう別れるということもあるでしょうし…。
昭和スタッフ:そこまでお話が行きつくところまで行ってたんですね…。
奥様:もう別れるくらいのつもりで言っていたのですが、でも東京でも活動していきたいし、その活動がある本番の時だけ泊まらせてもらってという形で遠距離でのお付き合いでした。
そんな中で、お互いに結婚相手が見つかればその時はその時で考えようという話を去年、ずっと話し合いしていました。
昭和スタッフ:なんかすごく聞いていて鳥肌がたちました…。
奥様:結婚する話の前に、家を引き払って実家に全部荷物も送って。そこまでギリギリの状態でした。
昭和スタッフ:ご主人様から最初お電話をいただいた時は、お家はまだ決まっていない段階でしたよね。
H様:はい、当時お電話した時は家を購入しようと思うのだけど、防音室を造るのに必要な条件を教えてくださいっていう形でご相談しました。
昭和スタッフ:防音室を作ることが演奏だけじゃなくて、人生の岐路に重要な要素だったんですね。
奥様:この2年くらいは防音室を中心に回ってました。
H様:予算の兼ね合いもありますし、考えて考えて考えてっていう毎日でしたね。
昭和スタッフ:そこまでの理由を話して頂いてありがとうございます。
ご縁ができた上でさらにまた喜んでもらえたら本当に嬉しいなあって今心底思いました。
ご質問内容② 防音室が完成して、率直なご感想をお聞かせ頂けますでしょうか?

奥様:想像以上にすごく良かったです。正直なところ予算に余裕がなかったので、箱があって音を鳴らしても大丈夫くらいのレベルを考えていたんですよ。なのに内装も綺麗にしていただいて、想像以上に外に聞こえないし、響きは妥協する予定がむしろすごく吹きやすくて!
広さもどうなるかなって心配してましたが、圧迫感もないし、すごく使いやすい広さと高さで、全体的に想像を超えていました。
H様:僕も同意見です。あと、割とこだわりがあるタイプだったので、こんな防音室がいいなとか、自分で素人なりにいろいろなんか頭の中ぐるぐるぐるぐる毎日考えて絵描いてみたりとかしていたのですが、中々他社さんと共有が出来なかったんです。
それに対して、一番最初に今井さんにお会いした時のこの衝撃、すごかったんですよ。
音楽で繋がってはいますけども、全く仕事もまあ違うと言えば違いますが、我々のその意図を汲み取っていただいて話聞いていただいたりしていただいたりっていうのが、こんなに気持ちの通じる方がいたんだって感動しました!
昭和スタッフ:(感動のため号泣中)
昭和広報:社内にしっかり報告しておきますね!(笑)
奥様:他社に相談した時、そんな予算じゃ話にならないよって言われたこともあって。
やっぱり無理なのかなあって正直諦めかけていた気持ちもあったんです。
そんな中で、「こんな形だと予算を抑えられますよ」って言って頂けたのが嬉しくて。
昭和スタッフ:いやあ、なんか嬉しいなあ(男泣き中)
H様:北千束ショールームまで、正直遠かったんですけど足伸ばしていって、なんかすごく良かったよね、って帰りの車の中で話していたのは今でも鮮明に覚えていますね。
昭和スタッフ:なかなか、エモーショナルな…。
H様:クライマックス?が早めに来ちゃいましたね(笑)

ご質問内容③ 防音室を作るのにあたって、最もこだわった点・お気に入りの点は何ですか?

昭和スタッフ:防音室を造る前にどのようなこだわりがあったかを教えてください。
H様:今までの二の舞にはしたくなかったので、「防音性能」は一番重要視した部分です。
家の購入=人生を本当にかけてるようなものなので、失敗ができないということもありました。
昭和スタッフ:奥様はいかがですか?
奥様:実はライブ配信でサックスを演奏していて、「壁」にはこだわりがありました。
昭和スタッフ:アクセントクロスはグレージュの石目柄で、とても上品な空間に仕上がりましたね。
昭和スタッフ:他にも何かお気に入りの点はありますか?
H様:最初一番心配してたのは、やっぱり防音室は2重・3重インナーサッシになって、壁が2枚になって狭くなることでした。小さな部屋だと、数人で合わせたいって言った時にもかなり息苦しい空間になってしまい、今後の活動の幅を狭めてしまうと思いました。
しかし、天井の高さを確保したことでとても広く感じるし、
現場監督さんも直接来て、打ち合わせしてくださるんだっていう安心。こういったのはいかがですかって提案をしてくれる人が多くて、自分たちのイメージに寄り添ってくれて話しやすく、温かく感じました。
ご質問内容④ 施工業者はどのように探されましたか?

H様:家を買った場合にどういう防音工事ができるんだろうかとか、どれぐらいのお金で、 どれぐらいの期間でとかいろんなことをまず知りたいと思ったので、徹底的にSNSとかのインターネットで「防音工事」とか調べて、施工例とか会社概念などを見ました。
その中で印象的だったサイト、施工例が一番わかりやすいというか、例えばそこにプロで活躍しているような方がいたりすると、信頼を得ている会社なんだろうなという形で、自分の中で片手ぐらいに収まる程度に絞りました。
一歩踏み込んだやり取りをした時に、昭和音響さんがすごい細やかに図面や見積もりを出してくださったんです。
実はもう一社が先に見積もりを出してくれて、現地調査も迅速に来てくださって嬉しいなって思ったんですけど、予算の話をした時の対応が、最初の印象と離れてしまいました。
奥様:その部分で、昭和音響さんはすごく寄り添ってくれましたよね。
もう一社さんの金額、最初の見積もりはすごく安かったのに、詳しく聞いてみたら実際にかかる費用はほぼ倍くらいになるって、詳細を教えてくれなかったんです。
それに対して昭和音響さんは、金額の変動があるとしたらこの部分っていうのをしっかり出してくれたので、信頼できると思って決め手になりました。
H様:今回、本当に運よく出会うことができたっていうのが本当にありがたいところですね。
ご質問内容⑤ 工事前から工事中で不安だったことや心配になったことはありましたか?

H様:私が日中どうしても仕事で外に出てしまうので、妻を残して出るのは不安がありました。以前、賃貸のマンションに工事が入った時、作業員が入っていたのですが、声や音がとても大きくて、私ならともかく女性は不安になってしまうのではないかと考えてました。
奥様:その時は不安すぎて、間違えて他のお家に入ってしまうくらいでした。(笑)
ですが、昭和音響さんは最初から雰囲気が良すぎて、不安どころかとても楽しかったです。
昭和スタッフ:それを聞けて非常に安心しました!
H様:しっかりとした金額をお支払いしているので、どれくらいのクオリティで仕上がってくるのかは実際に見るまで不安でしたが…。
奥様:それで気になったことを現場監督さんに聞いて、「あ、これはこうだからこうしてますよ」ってすぐ答えてくださって、主人も「へ~!」って楽しんでましたよ。
H様:現場監督さんがまた楽しそうに、ひたすら図面に向かってて、質問した時はにこやかに答えてくださったり、ワクワクを一緒に作っている感じで安心することができました。
ご質問内容⑥ 弊社のご提案内容や資料は分かりやすかったですか?

奥様:見積もりは色分けしていただいたり、見やすさにも配慮していただいて分かりやすかったです!
昭和スタッフ:逆にもっとこうした方が良いと思った点はありますか?
H様:とてもじゃないけれどないですね!(笑)
非の打ちどころがないというか。対応はもちろん、資料からも優しさがにじみ出ていて、ノウハウが詰まっている資料でした。
ご質問内容⑦ 今後、防音室をどのように活用していきますか?

奥様:サックスの練習と収録、ライブ配信と、音楽の合わせに使っていきます!
また、防音室がきっかけで知り合いになった、私と同じく練習場所に悩んでいる人と一緒に使ったりもしていきたいです。
H様:私も彼女の頑張りや苦労をずっと隣で見てきたので、同じような境遇の人たちを応援していきたいと思っています。妻はもちろん、そういった人々が集える拠点になれれば嬉しいですね。その頑張りを隣で見られることにとてもワクワクしています。
昭和スタッフ:将来的には音楽教室も考えられてますか?
奥様:小さい子や学生さんを中心としたサックスの音楽教室をいつか開けたらなと思ってます。
昭和スタッフ:ご主人はいかがですか?
H様:妻が使ってくれるのがメインですが、僕自身もマリンバやピアノをやるので、練習ができたらいいなあと思っています。
ご質問内容⑧ 防音室を検討している方に、アドバイスをお願いいたします。

昭和スタッフ:例えばお知り合いの方になど、今後防音室を検討している方にH様からアドバイスをお願いします。
H様:ひとつしかない。昭和クリエイトさんに相談したら?とそれに尽きますね。
昭和スタッフ:奥様はいかがですか?
奥様:同じです。何社かと迷ってるとしたら、対応の仕方とかを見てもらったら、今後のビジョンとかがはっきり見えてくると思います。
H様:自分がその防音室に何を求めているのかっていうのが大切です。
そしてそれを業者さんとしっかり共有できないと、完成した時にズレが生じて後悔することになるので、自分がこの部屋をこういう目的でこういうものにしたいんだってこだわりを持たないと勿体ないですね。
奥様:問い合わせをした時に「サックスだったらこうですね」という方もいましたが、決めつけではなく、親身に聞いてくれたり、寄り添ってくれる業者さんを選んだ方がいいのかなって思います。
まとめ
今回は、ご夫婦の結婚のきっかけとなった防音室を施工されたH様に、完成後のご感想を伺いました。
インタビューへのご協力、本当にありがとうございました!
昭和音響では防音工事はもちろん、物件探し・ご予算・デザインのご相談など
お客様ひとりひとりに寄り添ったお手伝いをしております。
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本日は昭和音響のインタビューを読んでいただきありがとうございます!
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