「本番のように練習できる」プロも納得のピアノ防音室 施工事例
埼玉県に新居を構えたS様より、ピアノの練習環境としての防音室をご用命いただきました。ご実家が広島にある中で、関東を拠点に音楽活動を行うため、新たな住まいにピアノ練習ができる空間を設けたいというご要望がきっかけです。
オーダーメイドの内装や照明にこだわり、本番さながらの緊張感で練習できる空間を目指して計画が進行。実際には、可動棚やアクセントクロスを取り入れた快適かつ落ち着いた雰囲気の防音室が完成し、長時間の練習でもストレスを感じず集中できるとご満足いただきました。
将来的には音楽教室としての活用も視野に入れた、多目的で快適なピアノ防音室の施工事例です。

↑LDKの一部分を仕切り、弊社の防振・浮き二重構造を施した5.0帖の防音室が完成しました。

↑KAWAIのSK2(高さ:102㎝、間口:152㎝、奥行:180㎝)を置いても、人が十分に通れる広さです。

↑S様が一目惚れで即決したコンクリート×木目のクロスと、煌びやかさと重厚感を併せ持ったネイビーのクロスは、まるで美術館のような洗練された空間に。
「過ごしやすさ」にとことんこだわりぬいた内装とご家族への配慮

↑元々の建物躯体構造を活かしながら可動棚スペースを設け、棚板は床材と同系色を採用し統一感を持たせました。好きな幅に設定できるので、様々な大きさの本を収納でき、無駄なく空間を使えます。

↑ピアノの演奏がしやすいように、ライティングレールと照明を配置。
手元とピアノを効果的に照らし、本番の会場のような臨場感を演出しています。

↑調光ができるスイッチはライティングレールごとに明るさを調整できます。
防音室の気密性が高いため、常時換気設備は健康面と防音性能の両方を維持するために非常に重要です。

↑防音室とリビングの間には防音性能に優れた二重サッシを採用。気密性の高い構造により、ピアノ演奏時の音漏れを最小限に抑え、リビングにいるご家族への配慮も万全です。
工事前の様子~解体時の様子

↑工事前の該当室の様子。LDKの一部分を解体し、防音室を造ります。

↑防振・浮き二重構造の防音室にするため、リビングの床を一部分解体し、防振床を施工します。
リビングに間仕切り壁を建てて、防音室用のスペースに。



「遮音・吸音・制振」の工夫を凝らした防振床の施工



部屋の中にもうひとつ部屋を造る、「防振・浮き二重構造」



完成した防音室で実際にオーナー様にピアノを弾いていただきました
完成した防音室で、オーナー様にグランドピアノを演奏していただきました。
防音室から出て、防音ガラス仕様の二重インナーサッシを閉めるとほとんど音が聴こえなくなります。
隣のリビングでご家族がテレビを観ていても影響がなく、家族皆に優しい、安心の防音室になりました。
ご計画プラン

