施工後
ご家族で管楽器を演奏されている旦那様からご依頼頂きました。仕上がりで2帖ほどの防音室です。 こちらのお部屋は、もともと家を建てた時に工務店さんが防音工事を行ったようです。しかしご近所やその他のお部屋への音漏れが激しく、長らく時間帯や音量を考えて演奏していたとの事でした。 入口はもともと木製ドアでしたが、お施主様のご要望もあり、なるべく閉塞感が出ないよう防音サッシを採用しております。 床を解体したところ布基礎であった為、防音室としての構造を考慮し、弊社でコンクリート打設を行い、浮床を造りました。床の構造が他の部屋と縁が切れていますので、振動対策も万全です。 各吸音パネルは色の濃さを微妙に変えており、ブルーが映える美しいお部屋となりました。 今回、内装全般において奥様と娘様のアイディアが多く反映されております。 また吸音パネルを裏返しにすると拡散パネルとして使用できます。
施工時期 | 2016年4月中旬~2016年4月下旬(11日間) | |
用途 | 管楽器 | |
予算 | 210万円程度 | |
新築・リフォーム | 木造戸建 リフォーム | |
部屋の広さ | 施工前 | 4.0㎡(2.4帖) |
施工後 | 3.0㎡(1.8帖) | |
防音性能 | 建物外へ | D-60(開口部を除く) |
隣接室へ | D-45(開口部を除く) | |
上室へ | D-45 | |
下室へ | ||
壁 | クロス、吸音パネル | |
床 | 合板フローリング | |
天井 | ソーラトン | |
開口部 | 入口インナーサッシ |