インターネットは使えますか?電気のコンセントなどどうなるの?
防音室の工事をした場合に、携帯や無線Wi-Fiの電波などについてどうなるの?とご質問を頂く事があります。
防音室は、工事業者さんにより作り方が変わる部分も多々あると思いますが、ほとんどの場合、レントゲン室などとは違い電波を遮断するような防音室は無いと思います。
携帯の電波状況は防音工事の前と後で変化する事はほぼないですが、インターネットの無線については電波の受信状況に変化がある事もあります。動画や音声などの大容量のデータを送受信する目的がある防音室では、有線でのインターネット接続ができるようにLAN配線をしておいた方が良いと思います。
電気のコンセントについては、基本的に今あるコンセントを工事後に移設復旧する事が多いですが、コンセントの位置を変更する事や、コンセントの数を増やす事は簡単ですので、気軽に相談してみてください。
他にも、火災報知器やスプリンクラーなどの防災設備も、工事にて移設復旧してもらえますので、防音室だから防災対策ができなかったという事が無いように工事をしてもらうと良いと思います。
インターホンについては、ほとんどの場合、インターホンは専有部分にありながらもマンションの共有物として、手を加える事ができない設備です。
理由は防犯対策としてのオートロックの開施錠や、緊急時連絡、非常時放送など重要なマンションコミュニティの機能を担う側面がある為だと思います。
この場合は、管理組合を通して、改造や交換の承認を得られない限り、個別でインターホンに手を加える事はできません。
一方、オートロックではないマンションなどではインターホンが個別の専有物となっている場合もがあります。
この場合は、インターホンの機器交換や、改造して防音室にモニター付きの子機を付ける事もできるでしょう。
防音室にいて、インターホンに気が付かない場合の解決策が知りたい方は、防音室工事の昭和音響に相談してみてくださいね。
ちょっとした解決策を準備しております!