バンタンミュージックアカデミー東京校 五反田9号館
レコーディングスタジオ・ミキサールームの防音工事施工事例
音楽・エンターテインメント業界を目指す人材を育成する「バンタンミュージックアカデミー 東京校 五反田9号館」様。
このたび昭和音響♪では、生徒の実践的な学習環境のさらなる充実を目的として、レコーディングスタジオおよびミキサールームの防音工事を担当させていただきました。
同スクールでは、レコーディングや音楽制作、ミキシングなど、実際の音楽業界を想定した実践的な授業が行われており、教育内容に見合った高品質な音響空間が求められます。
今回の工事では、高い遮音性能を確保しながら、演奏・録音・編集といったさまざまな用途に対応できる快適な環境を実現。
レコーディングスタジオでは迫力ある演奏にも対応できる防音性能を備え、ミキサールームでは細かな音の違いまで確認できる静かな空間づくりを行いました。
本記事では、バンタンミュージックアカデミー 東京校 五反田9号館様に施工したレコーディングスタジオ・ミキサールームの防音工事について、施工のポイントや設備の特徴をご紹介します。
↑レコーディング実習やバンド演奏など、実践的な授業に使用されるレコーディングスタジオです。
隣接するミキサールームとの連携により、本格的なレコーディング環境を実現しました。
壁一面の大型ミラーは演奏時のフォームや動きの確認にも活用され、生徒が実際の制作現場に近い環境で学べる空間となっています。
↑29.3帖の広々とした空間。
ブラックを基調とした落ち着きのある内装と木目調の腰壁を組み合わせることで、スタジオらしい上質な雰囲気を演出しています。
天井・壁は無地が多いため、床材にはモダンなランダムストライプ柄のタイルカーペットを採用しました。
↑壁面にはブラックの吸音パネル、天井にはダークグレーの吸音パネルを施工し、落ち着きのあるスタイリッシュな空間に仕上げました。
また、レイアウト変更や多様な用途に柔軟に対応できるよう、ライティングレールとスポットライトを採用。
用途に応じて照明位置を調整できるため、演奏やレコーディング、撮影など、さまざまなシーンで使いやすい環境となっています。
↑スタジオに隣接するミキサールームとは大きな防音のガラス窓でつながっており、演奏者とエンジニアが互いの様子を確認しながらスムーズにコミュニケーションを取れる設計となっています。
視認性と遮音性、デザイン性、全てにこだわったスタジオの細部
↑スタジオ壁面には、レコーディング用のマイク入力パネルを設置。
複数のマイクや楽器を接続し、その信号をミキサールームへ直接送ることができます。
また、用途に応じて使い分けられる100V・117Vのコンセントや、ミキサールームと接続するための配線貫通口も仕込みました。
↑FIX窓には厚みの違うガラスを3層、空間を空けながら八の字になるよう設計しました。隙間からの音漏れをより抑えるため、枠は鋼製枠としています。
↑平行面を減らすことで「音の平行反射」を抑えるため、2か所に設置した音響拡散体。
↑スタジオ側にはグレー色に塗装した鋼製防音ドアを設けています。防犯性・視認性にもこだわり、窓や鍵も採用しました。
↑スタジオとミキサールーム間には、サウンドロック(前室)を設けています。
2枚の防音ドアを介し、かつ前室を挟んだ構造とすることで、スタジオとミキサールーム間の音の干渉を抑えます。
ミキサールーム・コントロールルーム、ストレージの様子
↑レコーディングスタジオに隣接するミキサールームでは、音響を学ぶ生徒が実際のレコーディングの様子を確認しながら、録音やミキシング、音響調整を実践的に学ぶことができます。
広々とした32帖の空間で、生徒が窮屈さを感じることなくのびのびと音響を学ぶことが可能です。
↑天井・壁それぞれに吸音パネルを設置、教室全体は平行面を造らないように角度を変える工夫をしています。
↑ミキサー卓に焦点を当てられるよう、照明は調光ができるようになっています。
機能性とデザイン性を兼ね備えた、クリエイティブな制作意欲を高める空間となっています。
↑ミキサー卓の下部には、スタジオ内のマイク入力パネルや音響設備と接続するための配線口を設置しています。
音声信号や制御ケーブルを床下から集約することで、配線を露出させることなく、機材の増設やメンテナンスにも対応しやすい設計としました。見えない部分にも配慮した配線計画により、使いやすく機能的なレコーディング環境を構築しています。
↑廊下からミキサールームへ出入口として、親子防音ドアを採用しました。
通常の出入りは親扉のみで行いながら、機材搬入時には子扉を開放することで開口幅を広く確保できるため、音響機器やレコーディング機材、大型備品の搬入にも柔軟に対応できます。
↑ストレージには、区切られた空間でのレコーディングが必要となった際に役立つ「造作パーテーション」を保管。
三方にパーテーションを組んでその中で演奏することで、余計なノイズを拾わない設計になっています。
ご計画プラン
