本格オーディオを愉しむ、防音・音響設計にこだわったリスニングルーム
音楽を心ゆくまで楽しめる、本格的なオーディオルームを備えた住空間。
今回の防音工事では、オーナー様こだわりのオーディオシステムを存分に楽しめるリスニング環境を目指し、防音・音響性能とデザイン性を両立したオーディオルームを施工しました。
室内には、壁から天井へと連続する木製ルーバーや、形状・素材の異なる音響調整材をバランスよく配置。室内の響きを考慮した音響設計を行いながら、木の温もりと間接照明を活かし、リビング・ダイニングとしても心地よく過ごせる上質な空間に仕上げています。
さらに、上階へつながる階段には可動式の「吹抜け塞ぎパネル」を造作し、上階への音漏れに配慮するとともに冷暖房効率も向上。リビングドアや照明、造作部分など細部のデザインにもこだわり、暮らしに自然と溶け込む、本格的なホームオーディオルームが完成しました。
↑RCマンションのメゾネットタイプの1階部分を防音リフォームさせていただきました。
オーナー様のご要望により、こだわりの詰まったシックモダンなオーディオルームが誕生しました。
↑メインエリアの天井には、音を吸収する吸音体と、拡散するルーバーを施工。
壁面には、オーナー様自ら選ばれた吸音パネルと調音材(QRD)を組み合わせて設置しています。
テレビボードは、フローティングタイプのものをオーダーメイドとして造作しました。
また、テレビボード内のプリアンプからスピーカー側のパワーアンプへのケーブルは、床下を通して配線できるようにして、表にケーブルが出ないようにしました。
↑空間全体をムーディーに演出しているのは調光タイプの間接照明。
カーテンボックスの内部に設けたコーニス照明が、カーテンのドレープを美しく照らし出します。
背面のQRDの足元にも同様の照明を設置しました。
オーナー様がこだわった居心地の良い内装と防音性能
↑下階への振動を軽減しつつも、揺らぎのないクリアーな音を再現するために、機材の床のみ湿式の防振床を採用しました。
全体には乾式防振床を施工した上でフローリング材を設置しましたが、湿式床の厚みを調整するため、機材の床には塩ビタイル材を使用しています。
↑ルーバーの隙間には、2列のライティングレールを設置しました。
また、円柱型のユニバーサルダウンライトは、自由自在に照明の向きを変えられるようにしています。
↑ダイニングの上部にも間接照明を設け、天井の木質感を優しく照らしています。
造作収納の照明やペンダントライトが、リスニングエリアとは異なる落ち着いた雰囲気をつくります。
音楽を聴くだけでなく、食事や会話も楽しめる多目的な空間です。
↑ダイニングエリアの天井には、メインエリアのルーバー色に合わせて、ランダムピッチの突板材を施工。
規則的なルーバー配置とは異なり、ランダムな配列が変化を与えます。
ユニバーサルダウンライトがお気に入りのアートをより上品に映し出します。
↑木製の踏板とブラックのスチールを組み合わせた、軽やかな印象のオープン階段。
オーナー様のご意向で、アイアンの手すりも設置しました。
↑冷暖房効率を高めるため、階段上部には必要に応じて開閉できる可動式の「吹抜け塞ぎパネル」を造作しました。
↑使用しない時には折りたたみ、固定フックに引掛けておけるように設計していました。
↑オーナー様のご要望により、KAMIYA「スルーガラスデザイン」のリビングドアを採用。
ドア枠を見せないすっきりとした納まりが空間に美しく溶け込み、洗練された高級感を演出しています。
↑実際のリスニングポジションからは、左右のスピーカーを正面に望むレイアウト。
中央のローテーブルやソファを含め、ゆったりと音楽に向き合える距離感を確保しています。
照明を抑えることで、より落ち着いたリスニング空間へと表情が変わります。
工事中の様子を一部ご紹介!
↑天井に吸音パネルや木製ルーバーを施工する前の様子。
パネルの隙間から見える下地材は、あらかじめブラックに塗装しています。
後から施工する吸音パネルとの一体感を高め、細部まで美しく仕上がるよう配慮しています。
↑天井の造作が完成した後の様子。
オーディオ機材の背面に設置するオーナー様ご持参の音響拡散体は、梁や木製ルーバーの形状に合わせて一つひとつ丁寧に欠き込み加工を施しました。
周囲の造作にぴったりと納まるよう調整し、音響設備と内装が美しく一体化する仕上がりを目指しています。
Q&A
F様に防音室完成後のご感想を伺いました!
質問①_今回防音工事をご計画された理由・きっかけについて教えてください。
F様_マンション下階の住民の方から、音が聴こえるとのご意見があったので、防音工事を計画しました。
質問②_防音室が完成して、率直なご感想をお聞かせ頂けますでしょうか?
F様_イメージ通りの空間が出来上がり、非常に満足しております。
質問③_もっともこだわった点やお気に入りの点をお聞かせください。
F様_防音効果とオーディオの音質に優れた、コンクリートによる湿式浮き床をスピーカーエリアに施工していただきました。
質問④_施工業者はどのように探されましたか?
F様_インターネットを使い「防音 工事 リフォーム」等で検索しました。
質問⑤_昭和音響を選んでいただいた決め手、もしくは理由をお聞かせください。
F様_最初に現地調査に来ていただいた時に、お話して信頼できると思ったからです。
質問⑥_昭和音響からのご提案内容や資料は分かりやすかったでしょうか?
F様_分かりやすかったです。
質問⑦_昭和音響に対して、「もっとこうなったら良いのに」という部分があればお聞かせください。
F様_CGでのイメージなどを提供してもらえるとさらに良かったと思います。
質問⑧_防音室を検討している方に、アドバイスをお願いいたします。
F様_複数の施工業者に実際に現地に来てもらいじっくり話をして、まず信用できそうかを判断すると良いです。
また、業者によって費用がかなり異なるので、複数の施工業者から見積もりを取るべきだと思いました。
後から自分でも気づかなかった希望が出てくるかもしれないので、工事中はできる限り多く現地を確認しに行くのをおすすめします。
F様、ご回答ありがとうございました。
ご計画プラン
防音室の仕様概要
| 用途 | オーディオルーム |
|---|---|
| 施工時期 | 2026年4月下旬〜2026年7月上旬 |
| 建物構造 |
RC造マンション メゾネットタイプの下階部分 リビング・ダイニングのリフォーム |
| 遮音性能 (設計値) |
階下の居室に対して ※D値は数値が大きいほど、L値は数値が小さいほど遮音性能が高いことを示します。 |
| 費用 | 約1381万円(税込) |
| 防音室仕様 | 【防音室構造】内装改修一部防音化工事 【天井】吸音パネル、クロス、造作ルーバー 【床】フローリング材、一部塩ビタイル 【壁】クロス 【開口部】防音ガラス仕様内窓(掃出)、KAMIYA「スルーガラスデザイン」のリビングドア |
※詳細仕様やお見積りはお問い合わせください。
