弦楽器の防音工事|アコギ・エレキ・ベース・バイオリン対応の価格と施工事例
弦楽器防音室 1番気になる即答FAQ
- 費用はどれくらい?
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楽器の種類によって必要な性能が異なります。アコースティックギターやバイオリンであれば軽度な防音処理、重低音を出すエレキギターやエレキベースであれば、ボリュームコントロールにもよりますが、ドラムに近い性能が目安となります。6畳で約200万円~650万円と、幅広くご予算と目的に応じて最適なプランをご提案します。
- 工事期間は?
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標準的なお部屋で、解体からお引き渡しまで実施工日で13日~25日程度です。
- 相談や見積もりに費用はかかりますか?
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ご相談から現地調査、詳細なお見積もりのご提案まで、すべて無料で対応しております。まずはお気軽にご相談ください。※オンライン現調を除き関東近県以外は交通費を頂く事がありますので、事前にご確認ください。
- 防音性能の保証はしてもらえますか?
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防音工事の専門業者ですから、当然防音性能の保証を行います。性能の裏付けとなる測定はJIS規格の基準にあわせて測定を実施します。









弦楽器を演奏する際、こんなお悩みはありませんか?
- アンプから出すエレキギターやベースの重低音が、隣の部屋や階下に響いていないか心配
- アコースティックギターのカッティングの鋭い音や、ボディの鳴りが意外と外に漏れている気がする。
- バイオリンやチェロの高音域の鋭い音が、家族のストレスになっていないか気になる。
- 夜中でも時間を気にせず、納得がいくまでフレーズ練習や曲作りに没頭したい。
- 自宅でレコーディングや配信もできるような、音響(響き)の良い部屋が欲しい。
お悩み解決!弦楽器をご自宅で演奏する為に、皆様の作った防音室はこんな感じ!!
どんな部屋になる?【写真で見る弦楽器防音室の施工事例】
事例1:半地下駐車場をリノベーション。光あふれる家族のための音楽ホール



お客様の課題: 音楽大学・高校に通うお嬢様のため、常に音漏れを気にされていたご家族様。課題は、マンションの未利用だった半地下の機械式駐車場を、高い演奏レベルに対応できる防音室にリノベーションすることでした。無機質な空間を、光が差し込むカフェのような居心地の良い音楽空間に変えるという、高度な設計・施工が求められました。
昭和音響からのご提案: 駐車設備の解体から始め、新たに階段を設けるなど空間を再設計。天井高を最大限に確保し、豊かな響きを生む大空間を実現しました。壁には漆喰、天井には鎧張りの杉板といった自然素材を用い、音響効果とデザイン性を両立。ガラスブロックや防音サッシから優しい光が注ぎ込む、開放的な設計としました。
導入後の成果: 音漏れのストレスから完全に解放され、ご家族皆様が時間を気にせず、いつでも自由に演奏を楽しめるようになりました。お父様が夜、防音室に灯る明かりを見て『今日も頑張っているな』と微笑ましく思うひとときが、この空間の価値を物語っています。
お客様の声: (インタビューより)以前はマンションの一室での演奏で音漏れをずっと気にされていましたが、防音室ができたことで、のびのびと演奏することができている、とのお言葉をいただきました。
参考情報: 用途:クラシックギター・ピアノ練習、将来的なレンタル / 建物:マンション(半地下駐車場を改装) / 施工後広さ:12.1帖 / 特徴:自然素材(杉・漆喰)、キッチン付、特注階段
この事例のインタビューはコチラからご覧ください
事例2:仕事と両立する音楽ライフ。24時間演奏可能なチェロ&ピアノ室



お客様の課題: ご夫婦ともに音楽を趣味とし、仕事で帰宅が遅くなる日でも時間を気にせずチェロやグランドピアノの練習がしたい、というのが一番のご要望でした。**「24時間いつでも気兼ねなく演奏できる空間」**を新築戸建ての中に作ることが、お二人の音楽ライフを充実させるための課題でした。
昭和音響からのご提案: 隣家が近い立地条件を考慮し、夜間の演奏にも万全なD-65の高い防音性能を確保しました。ご夫婦で演奏しても圧迫感がないよう、可能な限り天井を高く、床を下げて空間の広さを確保。また、建物本体と同じ仕様のフローリング材を使用することで、防音室だけが浮いてしまわない、家全体と調和したデザインをご提案しました。
導入後の成果: 「時間を気にせず演奏できる」という最大の目的を達成し、心に余裕を持って音楽と向き合えるようになりました。電子楽器では得られない本物の楽器の響きで最初から練習できるため、練習の質も楽しさも格段に向上。ご友人とのアンサンブルも計画されるなど、充実した音楽ライフを送られています。
お客様の声: 「時間を気にせず演奏できるようになったのが一番ですね。初めからグランドピアノで、響きのバランスを考えながら演奏できるのがとても嬉しいです。説明の明確さとか内容に芯が通っていたのが(昭和音響さんを選んだ)決め手でした。」
参考情報: 用途:チェロ・ピアノ練習、アンサンブル / 建物:新築木造戸建て / 施工後広さ:8.0畳 / 性能:D-65 / ご予算:約430万円
この施工事例はコチラからご覧ください
[その他多数の弦楽器防音室の施工事例はコチラからご確認ください。]認ください。]
管楽器防音室の価格はいくら?【費用相場と料金プラン】
最初にも書きましたが、6畳の弦楽器防音室の費用相場は、約200万円〜が目安です。弦楽器はアコーステック楽器か、はたまたエレキ演奏かで音量が大きく変わる楽器、ボリュームコントロールなど事前に細かくご相談する事が肝心です。この価格は、求める防音性能やお住まいの構造(木造/RC造)によって変動します。
昭和音響では、ご予算と目的に合わせて選べる4つの基本プランをご用意しております。
プラン名 | こんな方におすすめ♪ | 木造戸建て(6帖) | マンション(6帖) |
お手軽プラン | 日中の演奏がメインの方、DTMや配信に | 240万円~ | 220万円~ |
基準プラン | 個人宅でのピアノ教室、夜間も演奏したい方 | 340万円~ | 330万円~ |
しっかりプラン | 声楽や管楽器など、時間を気にせず演奏したい方 | 370万円~ | 360万円~ |
安心プラン | ドラムを含むバンド演奏、貸しスタジオレベル | 470万円~ | 460万円~ |
※もう少し具体的な防音室の概算費用はこちらの防音室性能、価格診断アプリからも個人情報の入力不要で無料ですぐに調べる事ができます。

※上記は目安の価格です。詳細なお見積りは現地調査・ヒアリング後に無料でご案内いたします。細なお見積りは現地調査・ヒアリング後に無料でご案内いたしご案内いたします。
どんな防音室がある?【弦楽器に必要な工法と仕様】
弦楽器の楽器演奏では、その音圧により高い遮音性能を得る防音室というよりも、適度な防音と適切な反射音を得る音楽室が理想的です。
建物周辺の音環境にもあわせて、効率の良い工事をする事が防音室完成後の室内の音の響にも良い結果につながります。
防音室の工法には、主に「浮構造(防振二重構造)」と「躯体遮音補強」の2種類があります。お客様の演奏目的や環境に合わせて最適な工法を選ぶことが重要です。
項目 | 浮構造(防振二重構造) | 躯体遮音補強 |
おすすめな方 | 時間を気にせず演奏したい方、音楽教室の運営者 | 日中の趣味演奏がメインの方、費用を抑えたい方 |
防音性能 | ◎ 高い | 〇 |
費用 | △ 高め | ◎ 安め |
天井の高さ | 〇 確保しやすい | △ 低くなりがち |
基本仕様
弦楽器防音室について、木造建築の場合に、よくご採用頂く防音性能について

木造で計画する場合の基本的な遮音性能としては浮構造(防振二重構造)の防音室では建物の外に対して⇒Dr-55またはDr-60建物内隣接室に対して⇒Dr-45またはDr-50で計画しご提案。採用していただくお客様が多くいらっしゃいます。
躯体遮音補強の防音室で建物の外に対して⇒Dr-40、建物内隣接室に対して⇒Dr-40で計画しご提案。採用していただくお客様が多くいらっしゃいます。
※在来工法の木造住宅では、階下の建物構造補強として、柱や梁を補強または追加する事で、2階部分に工事をする事も可能です。
※2×4や2×6など壁工法住宅での防音室はリフォームの場合は構造補強ができない為、2階や3階部分では躯体遮音補強の防音室は工事できますが、浮構造の防音室は構造上の建物積載荷重を上回り工事ができない場合があります。
弦楽器防音室について、マンションなど(RC造)の場合に、よくご採用頂く防音性能について

マンションなど鉄筋コンクリートの建物で計画する場合の基本的な遮音性能としては浮構造の防音室では
専有部の外に対して⇒Dr-65またはDr-70 、建物内隣接室に対して⇒Dr-45またはDr-50で計画しご提案。
採用していただくお客様が多くいらっしゃいます。
RC造の建物では、躯体本来の遮音性能が高い為、躯体遮音補強の防音は効率が悪く(大きな防音性能の変化が期待できない為)RC造建物のピアノ防音室では浮構造の防音室のご提案が基本となります。
※建築音響設計についてもっと詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。覧ください。
後悔しないために!信頼できる防音工事業者の選び方
防音工事で後悔しないために、以下のポイントをチェックして業者を選びましょう。
- [ ] 防音工事の専門業者で、施工実績は豊富か?
- [ ] 建築士など、専門資格を持つ担当者がいるか?
- [ ] 建設業許可を持った会社ですか?
- [ ] 図面や見積書はちゃんとありますか?
- [ ] 工事の契約書はありますか? 事前に読みましたか?
- [ ] 工事の予定表は作ってもらいましたか?
- [ ] 防音性能を体験できるショールームなどありますか?(2025年5月末からショールーム改装中、7月上旬新装OPEN)
- [ ] 会社の所在地は確認しましたか?
- [ ] 完成後に遮音性能の測定を行ってくれるか?
- [ ] 防音性能の保証やアフターメンテナンス体制は整っているか?
- [ ] あなたの要望を丁寧にヒアリングし、複数のプランを提案してくれるか?
工事発注前の最終チェックに使えるこちらのコラムもご確認ください。
昭和音響♪はもちろん、すべての項目をクリアしています。安心してお任せください。
ご相談から完成までの流れと期間
- お問い合わせ・ヒアリング(無料) お気軽にお問合せください!
- 現地調査、ご提供図面による・プランニング(無料) 社内で設計します。1週間から10日程お時間を頂戴しております!
- 詳細お見積り・ご提案(無料) 設計内容をお客様とご共有しながらお見積を作成、更新しお客様の予定と理想に近づけます!
- ご契約・仕様決定 ここまでの作業は基本無料です。たくさんご相談しましょう!
- 近隣ご挨拶・着工 工事前には施工業者としてご近所様にご挨拶します!
- 施工・工事管理 実働日13~16日程の工事なる事が多いです。安全作業で工事を進めます!
- 完成・性能測定・お引渡し JIS規格の測定手順に沿って防音性能を証明します! 以下詳細
- アフターメンテナンス
※設計について
防音室の機能を確認、大型楽器、家具の搬入経路の検討
室入口のドアやサッシのタイプの検討、床段差のある場合の室形状の検討
換気設備のグレードなどの検討、仕上げ材の検討・仮設定
このような設計検討に1週間程度のお時間を頂いております!
※お見積について
図面にてお部屋の形を確認、換気扇やエアコン、照明器具などご希望のご確認
ご予算との調整、擦り合わせ、工事のご希望時期のご確認
ご納得頂ける防音室のプランに向けて、何度でも修正します!
※工事開始前の準備①
マンションの場合は工事申請と工事許可が必要になります。
お住まいの管理人様などに工事申請に必要な期間をお訪ねください。 新築戸建てで建築工事を一緒に進める防音室工事の場合は、建築業者のスケジュールに
あわせて調整し、お引渡しを建物と同時に実施できるように調整します。
※工事開始前の準備②
防音建材の防音ガラスや鋼製防音ドア、防振ゴムの一部や消音換気扇などについては
時期によって納品に多くの日数がかかる事があります。
納期のかかる建材の納品予定にあわせて、工事工程を組立てます。
工事完了と社内完了検査
図面とチェックリストに従ってお引渡し前の社内検査
目視での汚れや傷の社内チェック
キレイに美しくお掃除して、お引渡しの準備をします!!
※測定について
1 空気音遮断性能測定結果 測定はJIS A 1417 建築物の空気音遮断性能の測定方法に準じて行い、評価は日本建築学会推奨基準を用いて測定を実施します。
2 床衝撃音遮断性能測定結果 測定はJIS A 1418-2 建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法(標準重量衝撃源による方法)に準じて行い、評価はJIS A 1419 「建築物の遮音等級」 および日本建築学会の「建築物の遮音性能基準と設計指針」を用いて測定を実施します。
※工事後のアフターメンテナンス
基本的に弊社にて施工させていただきましたお客様には、その後の弊社工事対象物の不具合が発生した場合や室内音響についての アドバイスなどは無償にてアフターメンテナンスを行っております。 (自然・経年劣化及び、部材の損傷・損耗による交換等については、費用がかかる場合もございます。)
防音ドアや空調設備、照明器具やサッシに至るまで 建材メーカーによっては、メーカー保証もございます。 メーカーと弊社の2つの保証でご安心頂けます。
※ご相談から工事着工までは、プランの決定や建材の納期により1~2ヶ月程度、実際の工事期間は、約2~3週間が目安となります。
もう一度、弦楽器防音室に関するよくある質問(FAQ)
Q. ギターやベースのアンプについて注意点はありますか?
A. はい、特に大型のベースアンプなどを床に直置きすると、床に振動(個体伝搬音)が伝わることがあります。専用の防振台を設置したり、床の防振性能を高める為、湿式の防振床を施工することをお勧めします。
Q. 築年数の古い建物ですが、防音リフォームはできますか?
A. 築年数が古い建物でも、適切な構造補強工事を行うことで防音室の施工は可能です。お気軽にお問合せください。
Q. 一番の注意点は?
A. 楽器の特性に合わせたバランスの良い設計です。エレキベースの「低音」、バイオリンの「高音」、アコースティックギターの「中音域」と、対策すべき音域が多岐にわたるため、特定の音だけでなく全音域をカバーできる総合力が求められます。
Q. 工事中の音やホコリは大丈夫ですか?
A. 解体時などに音やホコリが発生しますが、養生を徹底し、近隣の方へのご挨拶も弊社で行いますのでご安心ください。
Q. 換気やエアコンはどうなりますか?
A. 防音室専用の消音機能付き換気扇を設置します。エアコンも室内機・室外機を繋ぐ配管に防音処理を施し、設置可能です。
その他よくあるご質問はコチラからご確認ください。
まずはお気軽にご相談ください
弦楽器防音室に関するお悩みやご要望、どんなことでもお聞かせください。専門スタッフが丁寧にお答えします。
お電話でのお問合せ
03-6276-8617
(受付時間:平日 10:00 〜 18:30 土曜日 10:00 〜 17:00 日祝はお休みを頂いております。)
公式LINEからお友達登録後、LINEチャットでのお問合せも可能です。

24時間265日ご対応、防音室についてのいろいろなご質問に自由入力でもお応えします。
弊社のAIコンシェルジュ。 友達に話しかけるようにお気軽に話しかけてみてください。

この記事の監修者
昭和音響♪ 株式会社 昭和クリエイト 建築音響防音技術責任者 取締役 津江大作(建築音響施設設計実績25年以上)
建築音響施設の設計に25年以上従事。有名アーティストのプライベートスタジオを多数手がけるなど、実績多数。独創的な空間デザインを得意とする。
社内の一級建築士チームや音響工学博士と連携し、構造解析・音響物理解析に基づいた設計アプローチを採用。建物の強度・剛性と最適な響きを両立させた、高品質な防音室、スタジオ、ミニホールや集合住宅(マンション)での複数住居防音室化工事などを提供している。