本記事では、実際に弊社にて防音室を施工いただいたお客様にインタビューを行い、
昭和音響の防音室のご感想やお客様が防音室を施工するに至った経緯をまとめています。
施工前の昭和音響の対応や他のお客様が施工前に不安に感じていたことを可能な限り簡潔に書いております。
防音室工事をご計画の方に是非ご覧いただきたい記事です。
今回のご依頼は、東京都大田区にお住まいのS様です。
都内の戸建て住宅にお住まいのS様は、趣味であるピアノを時間を気にすることなく楽しめるよう、防音工事をご計画になりました。
都内は住宅同士が近いこともあり、近隣の方へご迷惑がかからないことが、工事の重要な決め手のひとつだったとのことです。
ご厚意でインタビューの機会をいただくことができ、S様に防音室が完成したご感想やご意見をお話しいただきました。
施工時期 | 2024年1月中旬~2024年2月上旬(実働15日間) | |
用途 | グランドピアノ用防音室 | |
予算 | 430万円程度 | |
建物 | 木造戸建て(リフォーム) | |
室の広さ | 施工後 |
【防音室】6.58㎡(4.0帖) |
防音性能 | 建物外へ | D-55~60(開口部を除く) |
隣接室へ | D-40~45(開口部を除く) | |
上室へ | D-40~45 | |
下室へ | — | |
壁 | 準不燃クロス | |
床 | フローリング | |
天井 | ソーラトン | |
開口部 | インナーサッシ |
S様:
東京都内の戸建て住宅に住んでいるので、近隣の方に対する配慮が必要だと感じたのが、まず一つめの理由です。
もう一つは、日中にピアノを弾くとしても、周囲に気を使いながら演奏するので楽しめず、疲れてしまうことが多々ありました。
日中でも大きな音を出すと外に聞こえてしまうので、迷惑がかかってしまわないように、本格的に工事したいなと思ったことが理由です。
S様:
そうですね、やっぱり響きがすごく良いですね。
今後練習していて、耳が疲れることもあるかもしれませんが、響かないよりは響く方が好きだったのでこの空間が良いです。
元々実家(北海道)で弾いていた時も、天井が高かったんです。
2階の屋根の梁が少し見えるくらい抜け感があって、音が響く環境の中でピアノを弾いていました。
それに近いものもあって、こうやって響くのが好きなんですよね。
昭和スタッフ:
ご実家にも防音室があったのですか?
S様:
防音室はありませんでした。実家は北海道だったので、家と家の距離もしっかりあって、心配は全くありませんでした。
なのでその頃は防音に対して気にしたことは一度もなく、好き放題弾いていました。(笑)
好き放題弾ける環境があるって素晴らしいですね。
昭和スタッフ:
ピアノの搬入も終わって弊社でも遮音測定をさせていただきましたが、深夜に弾かないという時間制限があるにせよ、快く使用していただけそうですね。
S様:
実家にいたときも夜12時以降に弾くようなことはなかったので、問題なしです!
S様:
床を下げたことによって、天井高が上がったことですね。
元通りの普通の部屋のままだと、天井はすごく低くて狭く感じていました。
それに前の状況だと音が吸収されてしまっていたんです。
床を掘り下げたからこそ、両方が解決できたんだと思います。
後は本当の意味での自分の趣味部屋というか、自分の世界ができたのが嬉しいです。
夢が詰まった環境を造ることができて、お気に入りの場所になりました。
昭和スタッフ:
素晴らしいご感想、ありがとうございます!
S様:
私はインターネットで探しました。
大手のハウスメーカーさんでも防音工事をやっていることは知っていたのですが、やはりお値段が高額じゃないですか。
昭和スタッフ:
そのイメージはありますね。
S様:
それにハウスメーカーさんだと、防音室を専門でやっている訳ではなく、あくまで家+αとしてのイメージが強かったんですよね。
なので、防音工事を専門でやっている業者さんを主軸においてインターネットで検索しました。
その中でも、口コミや施工例、会社の歴史など、どんな実績があるかに特に注目して見てました。
S様:
これはもうひとつしかないです。今井さん(営業)の対応力。あと清水さん(設計)や東部さん(現場監督)も。
対応が誠実で丁寧に対応していただいたって所に尽きます。
別に他の業者さんも印象や態度が悪かった訳ではないんですけどね。
S様(奥様):
本当に(打ち合わせを)楽しんでいましたよね。
いつも楽しく、お話にも花が咲いて。
昭和スタッフ:
S様のお人柄があってことですよ!
お客様にはもちろん皆様平等に接してはいますが、やはり私たちも「人」ですし、防音室を施工した後もご縁のある業種なので、ずっとお付き合いしていきたいと思えたからこそ一生懸命やらせていただいています。
ちょっと照れますね。(笑)
S様:
僕も会社員だから逆の立場になることもちろんありますが、こういう特殊な業界だと競合対策とかあまりすることもないでしょうし、工事の出来具合も会社ごとでそこまで大差がつくものではないのかなって思ってるんです。
なので、最後ってやはり人の部分、「対応力」がすごく重要ですよね。
決め手は本当にそこでした。
昭和スタッフ:
本当にありがたいお言葉をいただけて、励みになります。
S様:
不安はゼロですね!こんな流れで工事しますって聞いていたので、特に心配はありませんでした。
工事中、私は家にいなかったのですが、安心してお任せできました。
昭和スタッフ:
工事前はいかがでしたか?
打ち合わせは弊社北千束のショールームに来ていただいたり、最初のメールお問い合わせから御見積書などのご提案をさせていただいたり、現地調査などもさせていただきましたね。
他の業者さんとも比較していただいてると思うのですが、分かりやすさなどはいかがでしたか?
S様:
特に不便を感じたことはありません。
他社さんで、パンフレットの見た目に力を入れているところもありましたが、私はそういうところには興味がありませんでした。
防音室ってオーダーメイドなので、実際に造ったらこうなりますよっていうのが分かりやすいのが一番良いと思っています。
もちろん専門用語が分かりにくいことはありますが、専門用語はあって当たり前のことなので、気になったことはすぐに質問もさせていただいてました。
S様:
思い浮かばない…(笑)。
昭和クリエイトさんというよりは防音工事の業種全体に対してなのですが、専門性が高いから、自分で調べたときに接点を作るのが難しいなあと感じました。
私は運よく昭和クリエイトさんとご縁があったので良かったのですが、防音室という専門性が強いものを素人が造ろうと思ったときに、入りやすい接点や仕組みがあった方がいいですよね。
昭和スタッフ:
大変貴重なご意見ありがとうございます!
確かに最近はインターネット広告で上位に来るように力を入れている会社もあったり、接点を拡げるのはとても大切ですよね。
防音室を検討されたときに、いち早く見つけていただく工夫を弊社も注力していきます!
S様:
元々ピアノはやっていたのですが、ブランクもあり再始動しようと思っているので、練習室として使います!
また、将来的にはなるのですが、子どもと一緒に弾いたり、ピアノの練習をしたい方に貸したりするのもいいかなって思っています。
S様:
これはローンを使う方に向けてになるのですが、リフォームローンを組むのもありなんですが、私みたいに住宅ローンとセットで防音室を検討するのがおススメです。
借り換え+リフォームっていうのが各銀行にも窓口あるはずなので、経済的なメリットに繋がります。
また、何業者か見積もりを取るのも大切だと思います。
ハウスメーカーなり、楽器屋さんなり、防音工事の業者なり。
それぞれの得手不得手っていうのもあるので、納得できた業者でやるのが一番です!
防音室は簡単に壊せるものではないので、安いだけで判断するのではなく、自分の求めているものや担当者との相性など、トータルで判断するのが必要だと思います。
昭和スタッフ:
素晴らしいご意見ありがとうございます。
お客様の求めるものと弊社がご提供できるものをとことんすり合わせて、理想の防音室が造れるよう精進していきます!
S様:
防音室以外の工事もお願いできたところもすごく良かったです!
防音室の提案はもちろん、建物本体についての相談にも乗っていただいて。
二重サッシを別室に入れてもらったら冷暖房の効率が良くなったり、雨の音も軽減されたので、提案力の深さもありがたかったです。
今回は、木造戸建てにピアノ防音室の施工をご依頼いただいたS様へインタビューをさせていただきました。
インタビューへのご協力、本当にありがとうございました!
昭和音響では防音工事はもちろん、物件探し・ご予算・デザインのご相談など
お客様ひとりひとりに寄り添ったお手伝いをしております。
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本日は昭和音響のインタビューを読んでいただきありがとうございます!
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