【防音室作り】簡単に欲しい防音室がわかる4つのススメ
★防音の性能が高ければ満足とは限らない、自分の欲しい防音室を考えてみる♪
・自分の欲しい防音室はどんな防音室なのだろう?
一言に防音室と言っても、工事で作る防音室や、パネル式の組立防音室、家具型の防音室
など様々ありますが、今回は工事で作る防音室の種類を少し掘り下げて考えてみました。
工事施工店の視点で分けてみると、以下の4つのタイプに分類されそうです。
①防音に配慮した内装工事の防音室
②防音建材を使った内装工事の防音室
③防音工事専門業者の防音室
④防振設計を加えた防音工事専門業者の防音室
①は道路や線路の近く、繁華街の近くなど、わりと賑やかな立地にある建物や、お昼間の限られた時間に
少しだけ利用する方におススメ
このタイプの防音室は、普通のお部屋に比べて、壁に石膏ボードが2枚張られていたり、遮音シートを
張り付けていたり、壁の中に断熱材が多めに入っていたりする防音室。
また、DIYが好きな人なら、インターネットで手軽に買えるおしゃれな吸音材や、機能性の防音・吸音カーテン
床も吸音カーペットなどありますので、楽しみながら自分でトライしても良いレベルの防音室かも。
②は静かな住宅街でも、お昼間を中心に利用される方におススメ
このタイプの防音室は、メーカーさんで販売されている防音建材を、メーカーさんの指定の方法で工務店さんや
リフォーム屋さんに工事をしてもらう防音室。
床や壁、天井にメーカー製品の防音建材を工事してもらうのだけど、メーカーさんの設計通りに工事ができたかどうか
は施工した人しかわからないのが難点。
うまくいけば、新築時でもリフォーム時でも普通の職人さんに工事してもらえるので、他の工事のついでに
費用を抑えて防音室を作って貰えるのが魅力。
ただし、防音建材の工事に慣れていない施工店だと思う効果がでない場合もあるので注意が必要。
事前にどのくらい防音室の工事経験があるか施工店に聞いてみた方が安心できるかも。
③はマンションではなく戸建て住宅で、自分のお家の中への音漏れは気にしない人、お隣のお家と少しでも距離が
ある建物で利用される人におススメ
このタイプの防音室は、②のメーカーの防音建材の使い方に慣れている施工店や、防音する為の理屈として
気密性(隙間がない事)を確保する設計や、重たい建材(例:鉛ボード、コンクリート、重たい石膏ボードなど)を使う
重要性を知っている防音工事店がおこなう専門工事の防音室
④はマンションなど上下階や両隣にご近所さんが隣接している条件や、戸建て住宅の場合でも自宅内への音漏れを
少しでも抑えたい方におススメ
このタイプの防音室は、ほとんどの場合でマンションでも時間を気にせずに演奏を楽しむ事ができる性能の防音室で
当然ながら防音室としては、最も難易度の高い技術と経験が必要となり、防振の概念と設計を理解している専門業者
じゃないと設計施工は不可能な防音室です。
以上どうでしょうか。感覚的な部分から欲しい防音室の性能がわかる4つのタイプのご紹介でした。
数字が多くなる方が、性能の高い防音室となりますが、同じく比例し費用も高くなる傾向にあります。
防音室の工事の御見積を専門業者にお願いした事がある人なら、『同じ専門業者なのに費用が違うのは何故だろう?』
の疑問について答えになったかもしれません。
とはいえ、ご自分の欲しい防音室はどの性能の防音室なのか?
費用だけではない側面からも整理してみると、自分にあった自分の欲しい防音室もわかりやすいですね♪
最後にもう一つ、防音工事の専門業者とそうではない防音工事の違いは、防音性能の保証をしているかどうかが
一番大きな違いです。
専門業者ならば設計通りの防音性能を確保した防音室を作りますし、ちゃんと防音の性能がとれたかどうかの
証明も周波数分析付きの騒音測定器でしっかりと測定し証明してくれます。
保証と証明をしてくれる業者かどうかを確認するのも、防音業者の専門性を確認できる要素のひとつですね。
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